Exhibitions展覧会
夏休み企画展「ここから 何処かへ」Anywhere from Here
実際に稼動する乗り物・機械をモチーフにした作品を制作している京都のアーティスト・國府理さんの作品展。現実的ではなくても、ここではない「何処か」の世界に行くことをイメージさせてくれる作品が並びます。この夏は、子供も大人も「ここから何処かへ」の想像の旅に出かけてみませんか?夏休みということで、子供向けワークショップなども企画されています。
この夏、京都芸術センターでは、京都在住の現代アーティスト・國府 理さんを出品作家に迎えての企画展を開催します。
國府 理(こくふ・おさむ)さんは、実際に稼動する乗り物や機械をモチーフにした作品を主に制作しています。
彼の作品は、必ずしも現実世界における実用的な機能を備えているわけではありません。
では、それらの乗り物や機会に装備された機能は、何のためにあるのでしょうか。
それは今、ここから別のどこかの世界を走り抜け、あるいはその世界の風景を実現するために作りこまれたものです。現実的な技術や自然のサイクル、そして想像世界が交差するところに國府さんの作品は生まれます。そして、私たちにあり得るかもしれない別の世界について、現実味のあるものとして想像させてくれます。
そうして私たちは、見る者それぞれがあらゆる世界を想像することができるのです。
このことは、未来について明確な方向性を見出しづらくなっている現代において、私たち自身がこれからの世界を作っていく上でもっとも重要なことなのではないでしょうか。
< この夏は國府さんの作品を通して、子どもも大人も「ここから 何処かへ」の想像の旅に出かけてみませんか。
会期中には、子ども向けのワークショップや展示作品と合わせたライブイベントなど、関連イベントも多数企画されています。
國府 理 プロフィール
こくふ・おさむ。1970年京都府生まれ。
1994年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了(彫刻専攻)
【主な個展】
2001 「KOKUFUMOBIL仮想過去→未来」前橋消防庁舎跡地/群馬2005 「KOKUFUMOBIL」アートコートギャラリー/大阪
2008 「國府 理/move to moving」(松本市美術館・信州大学合同企画)松本市美術館/長野
2010 國府 理 展「Parabolic Garden」アートコートギャラリー/大阪
2012 國府 理 展「水中エンジン」アートスペース虹/京都 他多数
【主なグループ展】
2006 「取手アートプロジェクト2006-仕掛けられた取手-」旧戸頭終末処理場/茨城2009 「エコ&アート-近くから遠くへ-」群馬県立館林美術館
2010 「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2010」六甲ガーデンテラス/兵庫
2011 「TRA:Edge of Becoming」Palazzo Fortuny/ヴェネツィア・イタリア 他多数
展覧会概要
期間 | 2012/07/28(土) 〜 2012/09/09(日) |
---|---|
会場・開催場所 |
京都芸術センター
|
時間 | 10:00~20:00 |
休館日 | 会期中無休 |
料金 | 入場無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-213-1000075-213-1000
FAX:075-213-1004 |
info@kac.or.jp | |
ホームページ | http://www.kac.or.jp/bi/1091 |
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