Exhibitions展覧会

芳年―激動の時代を生きた鬼才浮世絵師

2017/04/01(土) 〜 2017/04/23(日)

美術館「えき」KYOTO 

江戸から明治へ移り変わる激動の時代に活躍した「最後の浮世絵師」月岡芳年。西洋画の技術も取り入れて描かれたその作品は、大胆な構図や鮮やかな色彩、アクロバティックな人物表現で現代人も魅了しています。今回は初期から晩年まで約130点にのぼる作品を展示し、月岡芳年の魅力をご紹介します。

月岡芳年(1839-1892)は、江戸から明治へと変遷する激動の時代に活躍した浮世絵師です。
浮世絵の需要が失われつつあった当時において最も大成した絵師であることから、「最後の浮世絵師」と称され人々を魅了し続けています。

江戸新橋の商家に生まれた芳年は、12歳で歌川国芳に入門して浮世絵を学び、以降激変する時代とともに傑作を次々と世に送りだしました。彼は時代の変革にあわせ西洋画の研究も行い、人物描写や構図において近代的な感覚をみせています。流血シーンなど鮮烈な印象を与える「無惨絵」で知られますが、繊細な美人画や迫力ある歴史画、ユニークな妖怪画など多彩な作品を手がけました。その大胆な構図、鮮やかな色彩、人物のアクロバティックなポーズは、現代の目で見ても驚かされるものばかりです。

この展覧会は日本屈指の芳年コレクションとして知られる西井正氣氏所蔵の作品によって、芳年の初期から晩年に至るまでを網羅した回顧展です。歴史画、物語絵、美人画など幅広いジャンルの約130点により、芳年の巧みな技と、豊かな想像力、卓越した画面構成のセンスをご堪能ください。

※本展の展示作品は、一部残酷な描写が含まれるものがございます。小さなお子様の観覧については、保護者や引率の大人の方がご判断ください。

展覧会概要

期間 2017/04/01(土) 〜 2017/04/23(日)
会場・開催場所 美術館「えき」KYOTO
時間 10:00~20:00
休館日 会期中無休
料金 一般:900円(700円)
高・大学生:700円(500円)
小・中学生:500円(300円)
注意事項等 ※高校生以上の学生の方は学生証のご提示をお願いします(学生証がない場合は一般料金となります) ※()内は10名さま以上の団体料金です。 ※「障害者手帳」をご提示いただいたご本人とご同伴者1名は()内の料金にて入館いただけます。 ※その他割引の詳細につきましては、美術館の窓口へお問い合わせください。
お問い合わせ TEL:075-352-1111075-352-1111
※ジェイアール京都伊勢丹大代表
ホームページ http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/

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