Exhibitions展覧会
日本の色、四季の彩 染色家 吉岡幸雄展
京都「染司よしおか」の五代目であり、世界的に活躍する染色家・吉岡幸雄さんの個展。日本古来の植物染を駆使した、古社寺への奉納品や伎楽の衣裳、四季を表現した作品など多彩な染物を「日本の節句」をテーマにご紹介します。暦を刻むように一年を彩る日本の色の世界をお楽しみください。
染色家・吉岡幸雄(よしおか・さちお)氏は、京都で江戸時代から続く染屋「染司よしおか」の五代目。
日本に古くから伝わる植物染を専門とし、奈良の東大寺や薬師寺、京都の石清水八幡宮など古社寺の伝統的な行事にも従事し、日本の伝統色や伎楽衣裳などを古来から伝わる方法に沿って再現するなど、伝統文化保存、修復・普及活動を精力的に行っています。
今回の展覧会では、春夏秋冬の移りかわる季節を表現した作品や古社寺に収めた和紙の造り花や伎楽の衣裳、染布などの作品を、日本の節句をテーマにご紹介します。
暦を刻むように一年を彩る日本の色を生み出す吉岡氏の世界をお楽しみください。
吉岡 幸雄
1946年京都生まれ。京都「染司よしおか」五代当主。植物から色を汲み出す「植物染め」による日本伝統色の再現に取り組む染色家。生家は江戸時代から続く染屋で、父・常雄氏は貝紫をはじめとする世界の染色文化の研究者として知られる。1973年美術工芸図書出版「紫紅社」を設立。近年では成田空港到着ロビーのアートディレクション(2008年グッドデザイン賞受賞)や、店舗装飾を行うほか、国内外で展覧会や講演を開催。また、ドキュメンタリー映画『紫』(2011年)が全国で上映されるなど、染を通してさまざまな分野で精力的に活動している。2009年京都府文化賞功労賞受賞、2010年菊池寛賞受賞、2012年NHK放送文化賞受賞。
展覧会概要
期間 | 2015/01/02(金) 〜 2015/01/18(日) |
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会場・開催場所 |
美術館「えき」KYOTO
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時間 | 10:00~20:00 ※1月2日(金)・3日(土)、14日(水)は20:30まで ※入館は閉館30分前まで |
休館日 | 会期中無休 |
料金 | 一般:900円(700円) 高・大学生:700円(500円) 小・中学生:500円(300円) |
注意事項等 | ※( )内はエムアイカード、JR西日本グループ会社カード(一部除く)をお持ちの方、ICOCA、Suica、PASMO、TOICA、manaka、SUGOCA、はやかけん、nimoca、Kitacaでお買いあげの方、前売および10名さま以上の団体、「障害者手帳」をご提示いただいたご本人とご同伴者1名さまの料金です。 |
お問い合わせ |
TEL:075-352-1111075-352-1111
(ジェイアール京都伊勢丹大代表) |
ホームページ | http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/ |
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