Exhibitions展覧会

長坂コレクション ヨーロッパ絵画展 ~バロックから近代へ~

2019/07/04(木) 〜 2019/07/28(日)

美術館「えき」KYOTO 

長野のコレクター、長坂剛氏の「伝統的な絵画手法によって描かれた正統派のヨーロッパ絵画」コレクションより、17世紀のバロック美術と19世紀の近代絵画を中心に58点の油彩画を5つのテーマに分けてご紹介します。当時の人々が暮らしの中で愛してきた西洋絵画を通し、ヨーロッパ文化の芳醇な香りをお楽しみください。

バロックという言葉は「歪んだ真珠」を意味するポルトガル語に由来するとされています。
古典的な美、調和、バランスを特色とする15~16世紀のルネサンス美術に対し、バロック美術は動きのある劇的な構図や光と影のコントラストを通して人間の感情を豊かに表現しました。 美術や建築、音楽など幅広い分野でみられ17世紀のヨーロッパ各地で多彩な展開を遂げました。

この展覧会は、長野市在住の所蔵家・長坂 剛氏が長年にわたり「伝統的な絵画手法によって描かれた正統派のヨーロッパ絵画」を蒐集したコレクションより、内容・主題で大きく1600年代のバロック絵画(宗教画/世俗画)、19世紀の近代絵画(肖像画/風景画/風俗画)を中心に、5章に分けて展覧するものです。
当時の人々が日々の暮らしの中で愛し、彼らの精神生活を豊かに培ってきた西洋絵画を通して、ヨーロッパ文化の芳醇な香りを感じていただける展覧会です。この機会にぜひご高覧ください。
 

長坂コレクション

長野県にある長坂バロック株式会社の長坂 剛氏が17世紀のバロック美術から、19世紀の近代絵画にいたる作品を長年に渡り収集したコレクションです。そのテーマは「伝統的な絵画手法によって描かれた正統派のヨーロッパ絵画」で、教科書に登場するような巨匠の作品ではなく、その周辺の画家たちによる、当時の雰囲気や好みをよく伝える作品です。きっかけは、おおよそ30年前に初めて訪れたルーヴル美術館で体験した「感動」でした。その時、長坂氏自身が感じた「感動」の幾らかでも、観た方に感じていただきたいという一途な思いにより全国の多くの美術館で展覧会を開催しています。ルネサンスの巨匠に始まり、印象派、エコール・ド・パリに終わるという、華やかなスポットに当てられた「ヨーロッパ絵画」とは異なり市民の身近な存在として愛され指示された「美のブランド」、すなわち巨匠の周辺に画家たちの手による≪もうひとつのヨーロッパ絵画≫、それが長坂コレクションの「コンセプト」です。  

展覧会概要

期間 2019/07/04(木) 〜 2019/07/28(日)
会場・開催場所 美術館「えき」KYOTO
時間 10:00~20:00(入館は閉館30分前まで)
※百貨店の営業時間に準じ、変更になる場合がございます。
休館日 会期中無休
料金 一般:1,000円(800円)
高・大学生:800円(600円)
小・中学生:600円(400円)
注意事項等 ※()内は前売および「障害者手帳」をご提示のご本人さまとご同伴者さま1名さまの料金です
お問い合わせ TEL:075-352-1111075-352-1111
ホームページ http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/

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