Exhibitions展覧会

1976年の連載開始以来、現在まで単行本49巻・累計発行部数は5,000万部を超えるベストセラーとなっている、美内すずえによる演劇漫画の金字塔「ガラスの仮面」。幻の名作「紅天女」の主役をめぐり、激しい争いを繰り広げる天才少女･北島マヤと、宿命のライバル･姫川亜弓。マヤを陰から支える「紫のバラのひと」大都芸能社長･速水真澄や、伝説の大女優でありマヤの師である月影千草。登場するキャラクターも作品の大きな魅力となるほか、未だ完結せず物語が続いていることもあり、現在も世代を超えて多くの人にがそのクライマックスを待ちわびる不動の人気作品です。

連載40周年を記念して行われるこの展覧会では、連載開始当初の貴重な漫画原画や、この展覧会のための特別描きおろし原画を含む約300点を一堂に展観し、名シーンを振り返ります。 息を呑むほどの過激な特訓、少女漫画特有のきらめきや乙女が抱く恋心、こまやかに表現されるキャラクターの心理描写、そして、熱く演じられる劇中劇の数々をどうぞお楽しみください。