Exhibitions展覧会

琳派展18「京の琳派-美を愉しむ-」

2016/09/10(土) 〜 2016/11/06(日)

細見美術館 

見美術館恒例の琳派展。今回は、尾形光琳没後300年・神坂雪佳生誕150年を記念し、細見コレクションによる京琳派の世界をご紹介します。江戸初期に琳派を生み出した光悦・宗達から、光琳・乾山兄弟、中村芳中、神坂雪佳まで、京の琳派の特徴と「美を愉しむ」姿を作品を通してお楽しみください。

【作品画像】
(1)尾形光琳「柳図香包」
(2)本阿弥光悦 書/俵屋宗達 下絵「月梅図下絵和歌書扇面」
(3)神坂雪佳「月に秋草図団扇」


細見美術館恒例の琳派展。今回は、尾形光琳の没後300年・神坂雪佳の生誕150年を記念し、細見コレクションによる京琳派の世界をご紹介します。

琳派は、江戸初期の京都で本阿弥光悦と俵屋宗達により始まりました。二人が行ったのは、平安の美意識を新たな視点で創作する試み。料紙装飾や物語絵などにみる古典美に新風をもたらしました。

江戸中期に活躍した尾形光琳・乾山の兄弟は、衣食住に彩を添える意匠を次々に提案。雅やかな京のデザインを普及されるきっかけをつくり、江戸にも活動の幅を広げました。

そして江戸後期の中村芳中は、宗達や光琳の自由な気風に触発され、「たらし込み」を看板に光琳風の画家として活躍、親しみやすい琳派を作り出しました。
近代には、神坂雪佳が工芸図案家として活躍します。彼は光悦が作ったさまざまな分野の芸術家や職人が集う芸術村“光悦村”に理想を重ね、古典を盛り込んだ温かみのあるデザインを提唱しました。

京の琳派は生活空間を豊かに彩る身近な美として親しまれてきました。そのため、絵画や工芸といった領域を超えてさまざまなジャンルに応用され、現代まで愛され続けています。
展覧会では、京都で受け継がれた琳派の流れを細見コレクションを通じて紹介し、京の琳派の特徴と「美を愉しむ」姿を読み取ります。ぜひご高覧ください。

展覧会概要

期間 2016/09/10(土) 〜 2016/11/06(日)
会場・開催場所 細見美術館
時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
料金 一般:1,200円(1,100円)
学生:1,000円(900円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金 【相互割引企画】 会期中、細見美術館・泉屋博古館・野村美術館の岡崎エリアの3つの美術館で、相互割引企画を実施します。詳細は下記「CHECK PONT」をご覧ください。
お問い合わせ TEL:075-752-5555075-752-5555
FAX:075-752-5955
ホームページ http://www.emuseum.or.jp

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