Exhibitions展覧会
琳派四百年 古今展-細見コレクションと京の現代美術作家-
今回の展覧会は、京都ゆかりの現代美術家3名(近藤高弘・名和晃平・山本太郎)とのコラボレーション。彼らが選んだ細見コレクション作品と、現代美術作品の共演という細見美術館としても始めての試みを行います。「古」と「今」の出会いが織り成す美のダイナミズムをお楽しみください。
【作品画像】
(1)重要文化財「金銅春日神鹿御正体」(2)尾形乾山「色絵唐子図筆筒」(3)神坂雪佳「金魚玉図」
琳派とは、時を超えて共有され、そのとき、その時代において新たな美を生み出してきた創造力の結晶―。
2015年は、琳派の祖とされる本阿弥光悦が徳川家康から洛北・鷹峯の地を拝領して400年目にあたります。
その節目にあわせて開催される今回の展覧会では、京都にゆかりのある気鋭の現代美術作家3名(近藤髙弘・名和晃平・山本太郎)が、細見コレクションの作品から共演してみたい品を選び、自作とのコラボレーションに挑みます。
細見美術館としても初めての試みです。細見コレクションの「古」と現代美術作家の「今」とが織り成す美のダイナミズムをお楽しみください。
近藤髙弘
1958年京都市生まれ。陶芸・美術作家。陶の素材・技法を基軸に、土・ガラス・金属などの立体・平面作品を制作。また、1997年からなら・天河神社など各地で野焼きなどのアースワークを継続している。2011年の東日本大震災以後は「HOTARU」「命のウツワ」アートプロジェクトを開催。
エディンバラ・カレッジ・オブ・アート・マスターコース修了。文化庁派遣芸術家在外研修員、京都市芸術新人賞受賞、Inglis Allen Masters賞受賞など。
主なパブリックコレクションに、ナショナル・ミュージアム・オブ・スコットランド、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、ミネアポリス美術館など多数。
名和晃平
1975年大阪府生まれ。彫刻家。京都造形芸術大学准教授。
独自の「Cell」という概念を基軸に、ビーズやプリズム、発泡ポリウレタン、シリコンオイルなどさまざまな素材とテクノロジーを駆使し、彫刻の新たな可能性を拡げている。現在は自身がディレクターを務めるクリエイティブ・プラットフォーム「SANDWITCH」にて、アート、建築、デザインなど多岐にわたる活動を展開している。第14回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2010 最優秀賞受賞、平成23年度京都市芸術新人賞受賞など。
山本太郎
1974年熊本生まれ。秋田公立美術大学准教授。
京都造形芸術大学在学中の1999年に、寺社仏閣とファーストフード店が至近距離で混在する京都にインスピレーションを受け、伝統と現代、異質な文化が同居する「ニッポン画」を提唱。日本の古典絵画と現代の風俗が融合した独自の絵画を描き始める。近年では能楽の影響も有り、古典文学の物語性が題材に加わった。その作風は現代の琳派とも評され、2015年の琳派400年記念祭りにおける注目作家の一人となっている。
平成26年度京都市芸術新人賞受賞、平成26年度京都府文化賞奨励賞受賞など。
展覧会概要
期間 | 2015/05/23(土) 〜 2015/07/12(日) |
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会場・開催場所 |
細見美術館
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時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館) |
料金 | 一般:1,100円(1,000円) 学生:800円(700円) |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 |
お問い合わせ |
TEL:075-752-5555075-752-5555
FAX:075-752-5955 |
info@emuseum.or.jp | |
ホームページ | http://www.emuseum.or.jp |
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