Exhibitions展覧会

特別展 国立能楽堂コレクション 「描かれた能-絵で楽しむ、文様が語る-」

2009/12/19(土) 〜 2010/02/14(日)

細見美術館 

600年の歴史を持ち、ユネスコの世界無形文化遺産にも認定されている日本最古の歌舞劇「能」と「狂言」。今回は国立能楽堂の所蔵資料から、能楽にまつわる絵画や装束、舞台美術「作り物」などの様々な美術工芸品を展示。舞台で見るものとは一味違う、能楽の世界とその魅力をご紹介する展覧会です。

600年以上の歴史と伝統を持つ日本最古の歌舞劇「能」と「狂言」。

2008年に開館25周年を迎えられた国立能楽堂は、ユネスコの「世界無形遺産」にも認定されている能楽の公演、振興、演能者の育成、さらには資料の収集・展示など様々な活動を行う一大研究機関として知られています。



今回の「描かれた能-絵で楽しむ、文様が語る-」展では、国立能楽堂が所蔵する能楽にまつわる絵画や装束のほか、舞台美術[作り物]などのさまざまな美術工芸品を通して、舞台で見るものとは一味違う能楽の世界をご紹介します。

例えば、演能の記録や謡曲の情景を表す絵画作品からは、能楽の変遷を知る様々な情報を読み取ることが出来ます。また、大名家や上層階級の教養のための教材としても、絵画作品は貴重な役割を担ってきました。能楽を描いた絵画作品は、まさに舞台芸術の歴史を知る貴重な名場面集といえます。

また、装束の文様は演目のストーリーや雰囲気を伝える役目があり、遠く離れた客席に座っていても分かるよう、力強い文様や雅な意匠といった舞台を彩る文様は大ぶりに表されています。装束だけではなく、楽器の文様にも音を楽しむための様々な意味があります。

屏風や画帖に描かれた演能の様子や、舞台で使われる能装束や面で学ぶ能のストーリーなど、舞台とはまた違った形で「能」の魅力を味わえる展覧会です。

展覧会概要

期間 2009/12/19(土) 〜 2010/02/14(日)
会場・開催場所 細見美術館
時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)、年末年始(12月28日(月)~1月1日(金))
料金 一般:1000円(団体 800円)
学生:800円(600円)
注意事項等 ※団体は20名以上
お問い合わせ TEL:075-752-5555075-752-5555
FAX:075-752-5955
ホームページ http://www.emuseum.or.jp/index.html

関連アートイベント

該当するアートイベントはございません。

関連記事

該当する記事はございません。