Exhibitions展覧会

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2018 アソシエイテッド・プログラム「永遠の少年、ラルティーグ ─写真は魔法だ!─」

2018/04/21(土) 〜 2018/06/03(日)

細見美術館 

20世紀初頭に活躍したフランスの偉大なアマチュア写真家、ジャック=アンリ・ラルティーグ。彼は生涯にわたり、写真をたのしみ、過行く時間や人生の喜びをとらえようとしました。展覧会では、ラルティーグの幼年時代から晩年までの代表作のほか、日本初公開となるカラー作品などを通し、その世界をご紹介します。

2018年は日仏友好160周年、さらには、京都市とパリ市が友情盟約締結60周年を迎えます。 この記念すべき年に、細見美術館では20世紀初頭に活躍したフランスの偉大なアマチュア写真家、ジャック=アンリ・ラルティーグ(1894-1986)の写真展を開催いたします。

フランスの裕福な家庭に生まれ育ったラルティーグは、7歳の時に写真好きの父親から三脚付きの木製暗箱カメラを与えられたことをきっかけに写真家への道を歩み始めました。身の回りのさまざまな瞬間を残すことのできる「カメラ」は、ラルティーグ少年にとってまさに“魔法の機械”だったのです。この魔法の機械とあくなき探求心で、ラルティーグは大好きな猫、自動車、飛行機といった動きのあるものから、時には心霊写真に挑戦するなど、さまざまな作品を生み出してきました。このほかにも、家族や友人、恋人とのひと時をとらえた作品や、最新モードに身を包む女性たちやその社交場など、さまざまな輝かしい瞬間をとらえています。

この展覧会では、ラルティーグの幼年時代から晩年までの代表作のほか、日本初公開となるカラー作品などをご紹介します。写真をたのしみ、過行く時間や人生の喜びをとらえようとしたラルティーグの世界を、この機会にご高覧ください。

※この展覧会は、京都国際写真祭2018のアソシエイテッド・プログラムです。
 

ジャック=アンリ・ラルティーグ

フランスのパリ郊外クルプヴォワの非常に裕福なブルジョワ家庭に生まれる。幼年時代に父親に買い与えられた木製ビューカメラに夢中になり、生涯にわたって日常の幸せな瞬間を記録し続けた。1963年、ラルティーグ69歳の年にニューヨーク近代美術館で開催された大規模な回顧展で一躍注目を浴びる。70歳を目前にしたあまりに遅咲きのデビューは、世界中に大きな衝撃を与えた。以来、この“偉大なるアマチュア写真家”ラルティーグの展覧会・出版が世界各地で相次ぎ、現在では写真の巨匠としてその名は写真史に大きく刻まれている。

展覧会概要

期間 2018/04/21(土) 〜 2018/06/03(日)
会場・開催場所 細見美術館
時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
料金 一般:1.300円(1.200円)
学生:1,000円(900円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金 ※「KYOTOGRAPHIE」のパスポートをご提示の方は1,000円にて入場いただけます(1回限り)
お問い合わせ TEL:075-752-5555075-752-5555
FAX:075-752-5955
ホームページ http://www.emuseum.or.jp

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