Exhibitions展覧会
開校140周年記念特別企画 京都府画学校への道
今から140年前に開校した日本初の公立美術学校・京都府画学校。その設立の過程を、関連資料や教材、設立に奔走した明治京都の画家たちの作品を通じて辿ります。
明治13(1880)年、日本発の公立美術学校となる京都府画学校が開校しました。現在の京都市立芸術大学や京都市立銅駝美術工芸高等学校のルーツにあたり、令和2(2020)年は開校から140周年の節目に当たります。
これを記念して開催する今回の展覧会では、京都府画学校とその開校の背景となった明治前期の京都画壇の様相を振り返ります。
明治の初め、京都の画家たちにとって最も切実な課題は、京都美術界の復興でした。
幕末からの戦災や東京遷都により、京都画壇は疲弊し衰退の一途をたどっていました。そうした状況に対し、当時若手の新鋭画家であった幸野楳嶺(こうの・ばいれい)や久保田米僊(くぼた・べいせん)らは、絵画制作の体制を近代化し新機軸の表現を生み出すことを画策し、復興への道を模索します。
その成果の一つが、日本初の試みとなった京都府画学校の設立です。それは、新時代の文明開化の風潮の中、京都に置いて日本画と近代教育が初めて出会った出来事でした。この明治の画家たちの挑戦は、現在まで続く京都の美術界の発展の礎となりました。
この展覧会では、明治期京都画壇の画家たちが、絵画制作の近代化への模索から、教育に希望を見出し、画学校という近代組織を画策するに至る道のりを振り返ります。京都府画学校開校に関する資料や、教材となった手本類、画家たちの絵画作品などを展示し、京都府画学校の意義を再確認します。
展覧会概要
期間 | 2020/02/01(土) 〜 2020/04/07(火) |
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会場・開催場所 |
京都市学校歴史博物館
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時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 水曜日 |
料金 | 大人:300円(240円) 小中高生:100円(80円) |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 ※京都市内の小中学生は土・日曜日入館無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-344-1305075-344-1305
FAX:075-344-1327 |
rekihaku-jigyou@edu.city.kyoto.jp | |
ホームページ | htp://kyo-gakurehaku.jp/ |
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