Exhibitions展覧会

古田織部は、徳川2代将軍秀忠の茶の湯指南役でもありました。織部が秀忠に与えた影響は大きく、織部が慶長20年（1615）に幕府の命により自刃した後も、秀忠は亡き師を慕い、織部流の茶の湯を受け継ぎ遵守したのです。

今回の展覧会では、徳川家康の没後400年を記念し、古田織部と徳川将軍家の関係に光を当てます。
茶の湯指南役としての織部の姿を伝える品のほか、徳川家ゆかりの道具類、そして織部京屋敷跡から出土した織部好の茶陶を展示します。

千利休と豊臣秀吉とはまた違った、茶匠と天下人の関わりにご注目ください。