Exhibitions展覧会

特別企画展「女性が描いた昭和のエレガンス」

2013/10/10(木) 〜 2013/11/24(日)

京都府立堂本印象美術館 

近現代、京都では数多くの女性画家が輩出されました。今回の企画展では、特に大正から昭和期に活躍した京都ゆかりの女性画家梶原緋佐子、広田田津、三谷十糸子、そして北沢映月の4名の作品を中心にご紹介します。女性ならではの感性で描かれた、繊細で叙情溢れる世界をお楽しみください。

近代から現代にかけて、京都では数多くの女性画家が輩出されました。
特に大正から昭和期には、女性や子どもをモチーフにその時々の時世を鮮やかに反映させた作品を世に送り出した女性画家たちの活躍が見られます。

今回の展覧会では、京都ゆかりの女性画家として、梶原緋佐子、広田多津、三谷十糸子、そして北沢映月を取り上げます。

菊池契月に指示した梶原緋佐子は、同年代の女性をリアルに描いた作品で知られ、後に独自の美人画を大成しました。また、西山翠嶂に学んだ広田多津は、舞妓や裸婦をテーマに女性美の本質を追求しました。同じく西山翠嶂門下に入り京都で画道を切り開いた三谷十糸子は私的な人物表現を展開します。そして上村松園と土田麦僊に学んだ北沢映月は、装飾性と写実的な描写を調和した画風を築き上げました。これら4人の画家による、女性ならではの繊細で叙情溢れる世界をご紹介します。
 

同時開催企画展 印象作品ができるまで-「春」「婦女」「或る家族」―

同時開催企画展では、堂本印象の代表作である「春」「婦女」「或る家族」を、素描・下絵とともにご紹介します。
細部を観察して形を活き活きと捉える素描。画面構成やモチーフを整えて作品の構想を決定していく下絵などには、制作の裏にある画家の試行錯誤があらわれています。
印象が作品を生み出していくその過程を、じっくりとお楽しみください。

展覧会概要

期間 2013/10/10(木) 〜 2013/11/24(日)
会場・開催場所 京都府立堂本印象美術館
時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(ただし、10/14、11/4は開館、翌日休館)
※11月16日(土)・17日(日)は「関西文化の日」無料公開日
料金 一般:500円(400円)
高校・大学生:400円(320円)
小・中学生:200円(160円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金 ※65歳以上の方(要証明)および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
お問い合わせ TEL:075-463-0007075-463-0007
ホームページ http://insho-domoto.com/

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