Exhibitions展覧会

Design: Hiroyasu Kimura/Kaori Fujii/Yusuke Tomoto

最新のデジタルテクノロジーを駆使し、Webから空間におけるインタラクティブデザイン、幅広いメディアで常に既存の枠組みを越えた多様なジャンルのクリエイションを切り開いてきたプロダクション、ライゾマティクス。

ライゾマティクスが選んだ今回のテーマ「グラフィックデザイン」には、感覚的な部分が多く含まれており、非常に抽象的な工程を経てデザインが行われています。

今回の展覧会では、従来ブラックボックス化されている、デザインにおける抽象的な工程を明確に言語化することで、グラフィックデザインの制作における創造性を浮き彫りにする試みをおこないました。
グラフィックデザイン界のレジェンドである田中一光、福田繁雄、永井一正、横尾忠則各氏が手がけた膨大なポスターを徹底的に解析し、配色・構成・感性という3つの要素及びそれらを掛け合わせたグラフィックにより、従来のデザインフローとは違う新たなグラフィックデザインのプロセス、グラフィックデザインの「死角」に迫ります。
この機会にぜひご高覧ください。
 

ライゾマティクス

2006年設立のプロダクション。メディアアートやデータアート、エンジニアリング、インターフェイスデザイン、プロダクトデザイン、建築、映像、音楽など、さまざまなバックグラウンドを持つ個性豊かなクリエイターやプロデューサーらを擁する。既存の枠組みを越えたクリエイションにより、常に新たなフォーマットを生み出し続けている。
http://rhizomatiks.com/