Exhibitions展覧会
重要文化財指定記念 八瀬童子 -天皇と里人-
比叡山のふもと「八瀬」に暮らす八瀬童子と呼ばれる人々は、庶民でありながら天皇や公家、将軍家などとも深い繋がりを持ち、天皇の即位・葬儀の際に輿を担ぐ任を受けるなどしてきました。千年以上続く八瀬童子の歴史と文化を、重要文化財資料の数々でご紹介します。
京都洛北比叡山のふもとにある「八瀬」。この幽境の地で千年以上もの間、独特の村落共同体をつくり、生活をしてきた人々が八瀬童子(やせどうじ)です。
童子とは寺院に属して雑役に従事する人々であり、八瀬童子は延暦寺と密接に結びつき、天台座主の輿を担ぐ駕輿丁(かよちょう)などの職を担っていました。
また八瀬童子は天皇・公家・将軍といった時の権力者とも深い繋がりを持っており、明治以降は政府から天皇大礼(たいれい/天皇の即位の儀)・大喪(たいそう/天皇の葬儀)の駕輿丁にも任ぜられていました。
2010年には、八瀬童子の特異な歩みを伝える資料「八瀬童子関係資料」総数741件が、国の重要文化財に指定されました。
その内容は、明治天皇の大喪の儀の際に輿を担ぐ八瀬童子たちの様子を写した写真や、織田信長からの朱印状、天皇からの綸旨など、古文書・絵図・装束・写真と実に多彩です。
展覧会ではそのうち約70点を展示公開し、庶民でありながら天皇の側に仕えた不思議な里人たち・八瀬童子と八瀬地域の特質を探ります。
童子とは寺院に属して雑役に従事する人々であり、八瀬童子は延暦寺と密接に結びつき、天台座主の輿を担ぐ駕輿丁(かよちょう)などの職を担っていました。
また八瀬童子は天皇・公家・将軍といった時の権力者とも深い繋がりを持っており、明治以降は政府から天皇大礼(たいれい/天皇の即位の儀)・大喪(たいそう/天皇の葬儀)の駕輿丁にも任ぜられていました。
2010年には、八瀬童子の特異な歩みを伝える資料「八瀬童子関係資料」総数741件が、国の重要文化財に指定されました。
その内容は、明治天皇の大喪の儀の際に輿を担ぐ八瀬童子たちの様子を写した写真や、織田信長からの朱印状、天皇からの綸旨など、古文書・絵図・装束・写真と実に多彩です。
展覧会ではそのうち約70点を展示公開し、庶民でありながら天皇の側に仕えた不思議な里人たち・八瀬童子と八瀬地域の特質を探ります。
展覧会概要
期間 | 2012/12/15(土) 〜 2013/01/14(月) |
---|---|
会場・開催場所 |
京都文化博物館
|
時間 | 10:00~19:30(入室は30分前まで) |
休館日 | 休館日:月曜日(祝日の場合は開館・翌日休館)、年末年始(12/28-1/3) |
料金 | 一般:500円(400円) 大学生:400円(320円) 高校生以下無料 |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 |
お問い合わせ |
TEL:075-222-0888075-222-0888
FAX:075-222-0889 |
ホームページ | http://www.bunpaku.or.jp/exhi_yase.html |
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