Exhibitions展覧会

特別展「いつだって猫展」

2017/04/29(土) 〜 2017/06/11(日)

京都文化博物館 

古くから日本人にとって身近な生き物だった猫。この展覧会では、空前の猫ブームが巻き起こった江戸時代の浮世絵や工芸品、招き猫などを通じ、江戸の猫ブームの諸相を紹介。時代を超えて愛される猫の魅力に迫ります。可愛らしいものから妖しいもの、怖いものまで、多彩な江戸猫に出会ってください!

【作品画像】
(1) 歌川広重 名所江戸百景 浅草田甫酉の町詣 安政4年(1857) 個人蔵
(2) 歌川国芳 猫の当字  かつを 天保14年(1843) 個人蔵
(3) 歌川国芳 流行猫の曲鞠 天保12年(1841) 個人蔵
(4) 歌川国芳 山海愛度図会七 ヲゝいたい 越中滑川大蛸 嘉永5年(1852) 個人蔵



古くから人の生活に深く寄り添ってきた動物、猫。愛らしい猫の姿は現代のみならず、昔から多くの物語や絵に表されてきました。特に、江戸時代後期には現代さながらの猫ブームが巻き起こり、歌舞伎や浮世絵の世界にも猫が登場しその世界を彩りました。

この展覧会では、歌川広重、歌川国芳といった現代でも知られる絵師による浮世絵をはじめ、招き猫や工芸品など、猫をモチーフとした多彩な品々を展示し、人々を熱狂させた江戸の猫ブームの諸相をご紹介します。
猫にまつわる物語やイメージは、可愛らしいものはもちろん、妖しいものや怖いものなどさまざまです。そこには、猫とともに歩んだ人々の生き方が多彩なかたちで込められています。

愛くるしい猫の魅力はいつの時代も変わらないもの。愛猫家の方はもちろん、そうでない方も、素敵な江戸猫たちの世界をお楽しみください。
 

【同時開催】「京都(うち)だって猫展」

京都には昔、飼っていた黒猫のことを日記に書いていた猫好きの天皇がいました。また、平安時代には内裏に従五位という高い身分をもった猫がいたり、江戸時代に猫の恩返しのおかげで復活した通称「猫寺」も京都にあります。他にも、招き猫の霊験を伝えるお寺や、狛犬ならぬ“こま猫”がいる神社、などなど…京都には猫にまつわる歴史や文化がたくさんあります。
この展覧会では、京都に伝わる猫のお話をいくつか紹介するとともに、京都府が所蔵する猫に関する美術工芸品や郷土玩具、郷土玩具収集家・朏健之助によるコレクションなどを公開します。京都に展開する「ネコわーるど」をぜひご堪能ください。

期間:2017年4月29日(土・祝)~6月18日(日)
会場:京都文化博物館 2階総合展示室
※特別展の入場料金にてあわせてご覧いただけます。(単体の場合は別料金となります)

展覧会概要

期間 2017/04/29(土) 〜 2017/06/11(日)
会場・開催場所 京都文化博物館
時間 10:00~18:00(金曜日は19:30まで/入場は閉室30分前まで)
休館日 月曜日(ただし5月1日は臨時開館となります)
料金 一般:1,300円(1,100円)
大高生:1,000円(800円)
中小生:500円(300円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金となります。 ※学生料金でご入場の際は学生証をご提示ください。 ※障害者手帳等をご提示の方と付添者1名は無料となります。 ※上記料金で2階総合展示室・3階フィルムシアターもご覧いただけます。
お問い合わせ TEL:075-222-0888075-222-0888
FAX:075-222-0889
ホームページ http://www.bunpaku.or.jp/

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