Exhibitions展覧会
水のたゆたい-夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション-
アサヒビール大山崎山荘美術館の夏の企画展は「水」がテーマ。モネの『睡蓮』やバーナード・リーチのうつわなど、水を主題にした絵画や陶磁器を選び展示します。庭園や建築、そして大山崎の自然の風景とともに、「水」を五感で感じ取りながら涼をとれる展覧会です。
【作品画像】※全て アサヒビール大山崎山荘美術館 蔵
(1)クロード・モネ《睡蓮》1914-17年
(2)ポール・シニャック《ヴェネツィア》1908年
(3)アルベール・マルケ《アルゼの港》1940年
(4)《李朝 白磁染付漢江図瓶 (りちょうはくじそめつけかんこうずへい)》18世紀
「水」とその色は、古今東西の作家にとって着想の源であり続けてきました。池や川、海…ゆらゆらと揺れ動いて定まらず、絶えず表情を変化させる水は、無数の美術作品に登場しています。今回の展覧会では、アサヒビール大山崎山荘美術館のコレクションから、たゆたう「水」にまつわる作品約70点を、特徴的な美術館の建築の中でご紹介します。
建築家・安藤忠雄氏による「地中の宝石箱」(地中館)では、西洋近代絵画の巨匠たちが描いた作品を展示。
印象派の巨匠・モネが自邸の池をモチーフにした名作《睡蓮》(1914-17年)、明るい色彩で水の都の風景を主題としたシニャックの傑作《ヴェネツィア》(1908年)、船の漂う海面を表したアルベール・マルケの《アルゼの港》(1904年)など、平面作品に注目します。
大正から昭和期に建てられた名建築・大山崎山荘(本館・登録有形文化財)では、陶磁器などを展示。
川面を渡る漁船の図が味わい深い古陶磁《李朝 白磁染付漢江図瓶》(18世紀)をはじめ、バーナード・リーチの《呉須辰砂釉彫絵水滴》(1934年)や濱田庄司の《白釉貼付注瓶》(1955年)といった、名匠が手がけた暮らしのなかで水を扱うためのうつわを中心にご紹介します。
約5500坪の広さを誇る庭園には、睡蓮などの植物が彩る池が点在し、また、本館テラスからは木津川・宇治川・桂川の雄大な三川の織り成す風景が望めます。コレクションはもちろん、建築や庭園、周囲の自然と調和した環境のなかで、「水」を五感で感じとりながらお楽しみください。
展覧会概要
期間 | 2014/08/02(土) 〜 2014/10/05(日) |
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会場・開催場所 |
アサヒグループ大山崎山荘美術館
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館) |
料金 | 一般:900円(800円) 高大生:500円(400円) 中学生以下無料 ※障害者手帳をお持ちの方:300円 |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 |
お問い合わせ |
TEL:075-957-3123075-957-3123
※総合案内 FAX:075-957-3126 |
ホームページ | http://www.asahibeer-oyamazaki.com/ |
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