Exhibitions展覧会

手織物作家・真木千秋さんが主宰する「真木テキスタイルスタジオ」（東京・あきる野市）の展覧会です。

真木さんは現在日本とインドを拠点に活動しており、2013年に急激に都市化するデリーの町を離れ、ヒマラヤの麓にある自然豊かな土地に設けた「ganga工房」にて制作を続けています。
今回の展覧会では、透明感のある絹や、これからの季節に活躍するウールのストールを中心にご紹介します。
手紡ぎ、手染め、手織りと全て「手」から生みだされる豊かで美しい作品の数々をぜひご覧ください。
 

真木 千秋

手織物作家。武蔵野美術短期大学にてテキスタイルを学んだのち、渡米し、アメリカ・ロードアイランド造形大学にBFA（芸術博士号）を取得。
早くから中南米や東欧、アジア諸国を旅して各国の染織に触れ、ニューヨークでフリーランスのテキスタイルデザイナーとして活動した後、1989年よりインドにて創作活動を開始。翌1990年に東京・あきる野市に「真木テキスタイルスタジオ」を設けた。1996年からは南青山にてスタジオショップを運営（～2006年）。2006年には作品を直接販売できる直営店としてスタジオ近くに「竹林shop」をオープンする。2000年にはMoMA（ニューヨーク近代美術館）のContemporay Japanese Textilesに作品を出展した。
2009年、ヒマラヤの麓にある北インドのデラドンに「ganga工房」を立ち上げ、各地で得た素材をこの工房で作品に仕上げている。2012年からは新たな工房建設プロジェクトが進行中。
http://www.itoito.jp/

※作家在廊日：10月4日（土）