Exhibitions展覧会

わたしと世界の間にある身体
その美しい模様や、そこで起きる出来事を、糸の線で表現します。（友寄万梨奈）

布と糸を用い、刺繍という表現方法で制作をしている友寄万梨奈の初の個展です。
彼女は対象を見つめ、スケッチすることで、線を拾い上げていきます。その線をもとに下絵をつくり、イメージをふくらませながら布にミシンをかけていきます。同じ部分に何往復もミシンを走らせることもあれば、手付かずの部分もあり、その線の色、有無、濃淡、布の伸縮などで、作品は構成されます。

今回、“身体”をモチーフにした3点の大きなサイズの作品を中心に展示します。
無意識に感じている“身体”の存在を、糸と布に縫いとめた、友寄万梨奈の作品をぜひご高覧ください。
 

友寄万梨奈

1991年 沖縄生まれ。2013年 京都嵯峨芸術大学　卒業。同年京都嵯峨芸術大学大学院入学。

【主な展覧会】
2013年 京展2013（京都市美術館）、Ｔｅｎ～10人の作家展（ギャラリー三条祇園）、てん、てん、てん。（京都嵯峨芸術大学構内）

作家在廊予定日： 6月14日（土）・15日（日）・21日（土）・22日（日）