Exhibitions展覧会

油絵作家・上畑光の3回目の個展です。

上畑は初個展から一貫して「馬（の骨格）」をモチーフにした作品を描き続けています。彼にとって馬の骨格は自身の生命観を表現しているといいます。
上畑は馬の養老牧場を経営する家で生まれ育ち、現在も家業を手伝う傍ら制作活動に勤しんでいます。馬が老い、肉体が衰え、死んでいき、骨だけが残る。それが身近に感じられる環境で培われた上畑の作品は、彼の馬に対する思いや、馬を通してみた生命の営みの不思議さ、厳しさ、そして美しさを感じさせます。

2014年の干支は午（うま）。その締めくくりとなる個展です。作品を通してそれぞれの午年を振り返りつつ、作家・上畑光の成長にもご期待ください。
 

上畑 光 プロフィール

1987年 兵庫県生まれ
2010年 京都造形芸術大学 卒業
2011年 「帰る家を確認しよう」（同時代ギャラリー）
2012年 個展（ギャラリー三条祇園）
2013年 「その後になって」（SELF-SO アートギャラリー）
　　　　　 「渡－日本青年芸術家作品展」（203ギャラリー／上海）
2014年 「ターンアート展」（宍原防災センター／兵庫）