Exhibitions展覧会
樂雅臣 個展
千家十職のひとつ・樂家出身の彫刻家・樂雅臣の個展。こちらの展覧会では、高さ170cmにもなる大作2点を展示します。割れ肌の力強さ、曲面の優美さ、伸びやかなフォルム…絶妙なバランスが生み出すさまざまな石の表情と、自然の力を感じさせる石ならではの重厚感。自然と神秘の世界観をお楽しみ下さい。
輪廻 稲妻 2016年 photo by Uruma Takezawa|©Masaomi Raku | Courtesy of imura art gallery
樂雅臣は、茶の湯の歴史とともに茶碗師として450年以上の時を重ねてきた京都・樂家の15代吉左衞門の次男として京都に生まれました。東京造形大学大学院を卒業後、独自の感性で黒御影石(アフリカ産ジンバブエブラック)を用いた抽象的なフォルムの作品を発表し続けている注目の作家です。
この展覧会では、高さ170cmにもなる大作を含む2点を展示します。
制作初めに石を割る際にできる割れ肌の力強さと、手で磨き上げられた滑らかな曲面の優美さ、すらりと天へ向かうフォルムの伸びやかさ。絶妙なバランスで異なる表情が織り成す静謐と、自然のエネルギーを感じさせる石独特の重厚感を兼ね備え、えもいわれぬ風情ある佇まいの作品となっています。
「石の中に表現を、表現とともに自然を。」
樂雅臣が彫刻する上で大切にしているこの言葉通り、決して自然を支配することなく、石とひたすら向き合うことで生み出される神秘な世界を、ぜひご堪能ください。
樂雅臣
1983年 千家十職・茶碗師 樂家 十五代吉左衞門氏の次男として京都府に生まれる
2008年 東京造形大学大学院美術研究領域造形研究科修了
2009年 日本文化界訪中団 北京・上海・西安を訪問 日本中国文化交流協会
2012年 京都市産業研究所陶磁器コース修了
作家ホームページ:http://masaomiraku.com
同時開催
彫刻家 樂雅臣展(美術館「えき」KYOTO) 2017年1月2日(月・振休)~1月17日(火)
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展覧会概要
期間 | 2017/01/02(月) 〜 2017/02/10(金) |
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会場・開催場所 |
imura art gallery
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時間 | 11:00~19:00 ※日・月曜日、祝日休廊 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-761-7372075-761-7372
FAX:075-761-7362 |
info@imuraart.com | |
ホームページ | http://www.imuraart.com/ |
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