Exhibitions展覧会

街をどんどんと広げてなお記憶にとどまる緑深き森、新皮質の奥を共振させ続ける。
そのシグナルは、ふたたび前頭葉に送られて、新しい風景を立ち上げる。
森は、抽象の尾根へ駆け上がったところにも生まれている。

街を広げてなお記憶にとどまる緑深きもの。そのありようは脳の奥を共振させ、とどまることなくアーティストを刺激し、新しい絵画を立ち上げます。「森のスガタ」を抽象表現で描く作家3人に依頼した展覧会です。
 

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日時：2016年5月17日（火）
※夕刻より出展作家3名も参加予定です。
 

出展作家

大森翠
1968年 京都市立美術大学洋画科卒業。3年前より、チェック（格子）模様をさまざまに組み合わせた独自の抽象画を描く。
2011年個展（東京／セッションハウスガーデン）、2013年グループ展（シチリア／デルファンゴ美術館）、2014年個展（神戸／ギャラリー島田）、2015年個展（京都／アートライフみつはし）他展覧会多数。

北中且子
元永定正氏に師事。国画会展受賞、関西国画会展受賞。用紙に印刷物などを貼り合わせた下地に着色を重ね、引掻くスクラッチ技法を駆使した作品を制作する。
個展は信濃橋画廊,CASO 2kwgalleryなど、公募展は西宮市展,京展,宝塚市展に出品。他グループ展など多数。

中津川浩章
1958年静岡県生まれ。国内外で、個展やグループ展多数。
ブルーバイオレットの線描を主体とした大画面のドローイング・ペインティングと呼ばれるアクリル画を制作発表。
代表作「クラトファニー(力の顕現)」「新世紀」「考古学」など。
必要最低限の技法で人間にとっての「記憶・痕跡・欠損」をテーマに制作。
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