Exhibitions展覧会

須田 一政 写真展「人間の記憶-Human Memory-」

2016/04/20(水) 〜 2016/05/08(日)

gallery Main 

写真家・須田一政による個展。第16回土門拳賞受賞作「人間の記憶」のオリジナルプリントを約20年ぶりに関西で展示するほか、オリジナルプリント約50点以上を紹介し、これまでの須田の足跡を振り返ります。会場ではこれまでに発表した写真集の販売も。この機会にぜひご高覧ください。

「人間の記憶」を発表してもう 20 年になろうとしている。私の中でそれらはまさしく記憶の中の作品群であった。今またその当時のプリントで写真展を開催すること になった。日々前に向かう私の背後に、かつての作品が航跡の様に存在することを改めて感じ入っている。写真家にとって、自分の作品が時を超え、人々の目に 触れ ることほど充足できることはない。特に、今回初めて私の作品を知る若い世代に、ある時代の断片を手渡しできることを嬉しく思っている。(須田)

alleryMain 企画展、須田一政写真展『人間の記憶』を開催します。
同名写真集で第16 回土門拳賞を受賞した本作は、須田氏が本格的に写真を始めてまもなくから 1993 年までのモノクロ作品の中から選びだした写真群であり、20~30 年に渡る須田一政の写真史と言えるものです。
今回の展覧会では、当時ニコンサロンで展示されたオリジナルプリントを、20 年の時を超えてgalleryMain にて展示いたします。日本写真界に大きな影響を与えた須田一政のオリジナルプリントを関西で見ることができる大変貴重な機会です。
このほかオリジナルプリント作品50点以上を展示。また、『人間の記憶』『凪の片』『角の煙草屋までの旅』『RUBBER』『松之物語』『恐山へ』 『走馬灯のように̶釜ヶ崎 2000-2014』などの写真集の販売も行います。
この機会にぜひご高覧ください。
 

須田一政

1940年東京生まれ。1962年東京綜合写真専門学校卒業。1967年から70年まで、演劇実験室「天井桟敷」(寺山修司主宰)専属カメラマンを務める。1971年に独立しフリーに。1976年「風姿花伝」により日本写真協会新人賞を受賞。1983年には写真展「物草拾遺」等により日本写真協会年度賞、85年に写真展「日常の断片」等により第1 回東川賞、そして97年に写真集「人間の記憶」により第16 回土門拳賞受賞。現在、日本写真家協会会員、千葉市在住。
http://sudaissei.web.fc2.com/

展覧会概要

期間 2016/04/20(水) 〜 2016/05/08(日)
会場・開催場所 gallery Main
時間 13:00~19:30
※月曜休廊
料金 300円
お問い合わせ TEL:075-344-1893075-344-1893
E-Mail info@gallerymain.com
ホームページ http://www.gallerymain.com

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