Exhibitions展覧会

デレック・ラーセン 陶展

2014/07/15(火) 〜 2014/08/03(日)

arton art gallery 

アメリカ出身で現在京都を拠点に活動している陶芸家、デレック・ラーセンによる陶磁器展です。特に土にこだわり、土と炎の調和を見事に表現した作品が特徴です。自然の中ではぐくまれた、土への思いが形となった作品をぜひご覧ください。

デレック・ラーセン「うずくまる」2014年

アメリカ出身の陶芸家、デレック・ラーセンによる陶磁器展です。

デレック・ラーセンは、特に古代・中世の窯体構造の一種である「穴窯」を用いた作陶にひかれ、1998年に初めてアメリカで「穴窯」を作りました。現在では5つ目の窯を京都・京北の山深い場所・濘石に設け、そこを拠点に創作活動を続けています。

「私の焼き物は自然の美しい色を探求している」
「窯たきは制作の延長線上にあると考える」
「私の使う素材(土)と窯のハーモニーを作品から感じて欲しい」
と彼は述べています。

彼の作品は「土」へのこだわりが強く、アメリカ人でありながら日本人的とも感じられる感性も感じられます。
というのも、日本人は古くから土器を神聖なものと考えてきましたが、それはつまり、生命を育む大地の素材「土」への畏敬の念といえます。彼の土への思いは、それに通じるものを見るものに感じさせるのです。
「土」と「炎」がぶつかりあい、そしてそれを見事に調和させた彼の陶芸に、ぜひご注目ください。
 

デレック・ラーセン

1975年 アメリカ・カンザス州出身
2000年 カンザス大学にてデザイン学位取得
2002年 オーストラリアでダニエルラファティのアシスタントをし、穴窯をつくる
2003年 オーストラリアサザンクロス大学にて、穴窯修士号取得
2004年 カンザス ジョンソンカントリー短期大学 陶器専門教授になる
2005年 NCECA Biennale Prize, 国民陶器教育機関 陶磁器芸術賞 受賞
2006年 中央ミズーリ大学 芸術専門教授になる
2010年 滋賀県立陶芸の森にアーティスト イン レジデンスで来日
2011年 愛知県柿平に穴窯をつくる
2012年 第5回現代茶陶展入選
2013年 京都京北の濘石に穴窯をつくる

展覧会概要

期間 2014/07/15(火) 〜 2014/08/03(日)
会場・開催場所 arton art gallery
時間 10:00~19:30
※7月16日(水)・20日(日)・21日(月・祝)は20:30まで
※7月19日(土)・27日(日)・31日(木)は18:00まで
※最終日8月3日(日)は16:00まで
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-211-3288075-211-3288
FAX:075-211-3288
E-Mail arton@jupiter.ocn.ne.jp
ホームページ http://www.arton-kyoto.com/

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