Exhibitions展覧会

私は、京都の街やとおり、わき道、川の土手をよく歩く。ビジュアルアーティストとして歩きながら、私は自分の周りに目を注ぎ、多くのものを見る。
数年前から、私はこれらのものを収集し始めた。多くのものは落し物であり、あるものは捨てられたものであり、またあるものは私の散歩道で母なる恵として偶然発見するものである。
私はこれらのものをインスタレーションという形でお見せして、鑑賞者と共に楽しみを分かち合いたいと思っている。
色々な意味で、私はこれらの物を京都物語としてみている。それは落したり捨てられた物の記憶であり、21世紀のある都市における物質文化の風景を見せるものである。（グレン・カウフマン）

アメリカ人ビジュアル･アーティスト、グレン・カウフマンの個展。約20年前から京都とアメリカを往復しながら制作・発表を行っている彼は、今回日々京都で収集したものを素材にしたインスタレーションを展開します。この機会にぜひご覧ください。
 

グレン･カウフマン（Glen KAUFMAN）

1938年アメリカ生まれ。長年ジョージア大学のテキスタイル学科にて教鞭をとる。約20年前より京都とアメリカの往復生活をはじめ、日本での滞在中には主に作品の制作と発表を行っている。個展・招待展多数。

■ レセプション：9月27日（土）18:00～20:00