エッフェル塔のペンキ工、パリ 1953年 マルク・リブーが写真家集団「マグナム」に参加するきっかけとなったのは、「エッフェル塔のペンキ工」である。 敬愛するアンリ・カルティエ・ブレッソンに薦められたライカを携え、エッフェル塔へと登った。 1953年、パリに出てきてまもない30歳の頃に撮影したものだ。 それから現在に至るまで、フォトジャーナリストとして世界を旅し、歴史のうねりの中に身...
ビィクトール・バッシュ広場(パリ)1950年 シャボン玉を吹く男 (ペチコートレーン、ミドルセックス・ストリート、ホワイトチャペル/ロンドン) 1952年頃 伊勢丹で開催中の「イジスーパリに見た夢」。 モノクロのポスターに直感...
京都大学総合博物館で「ジョルジヨ・ヴァザーリのウフィツィ:建築とその表現」を見た。 私が行ったのは、お正月明けで、とても空いていた。 この博物館に入ったのは初めて。 広い空間を贅沢に使っている。 ヴァザーリは、ルネッサンスの巨人。「美術史の父」とも呼ばれる。 その時代、キラ星の如く活躍していた芸術家達が登場している『芸術家列伝』 この書物であまりにも知られているので、彼自身...
喫茶葦島(あしじま)は街中のオアシス。 空間を広く取り、座り心地の良い椅子にJAZZの調べ。 ジャパニーズモダンな設えと、現代アートのオブジェ。 大人がくつろげる喫茶店である。 今、作品展が行われている。 徳持耕一朗 作品展 鉄骨彫刻『スイングする鉄の線』 徳持はニューヨークでジャズクラブに通い、ナプキンにジャズメンを描き始める。 ジャズシーンを描き続ける中...
石版画集「エドガー・ポーに」より 1.眼は奇妙な気球のように無限に向かう(1882)(岐阜県美術館蔵) 「眼をとじて」(1900以降)(岐阜県美術館蔵) 美術館「えき」KYOTOで「ルドンとその周辺ー夢見る世紀末展」を見た。 岐阜県美術館の改修に際し、館が所蔵するオディロン・ルドンとその周辺の19紀末ヨーロッパ象徴主義コレクションを集めた巡回展である。 ルド...
京都国立近代美術館で「「織」を極める―人間国宝 北村武資」展を見た。 氏は、前漢時代に起源を持つ羅を目にして衝撃を受け、その復元を志す。 やがて、起源を同じくする「経錦」と共に、二つの重要無形文化財保持者(人間国宝)となった。 オリジナルの「透文地」なども考案し、長年、織物の研鑽に努めてきた。 今回の展覧会では、織のミクロからマクロまでを含む解剖学的側面を、映像で見ることができる。...