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稲富春奈 個展 「存在のあと」 KUNST ARZT|中里楓のアーティスティック探訪 16

投稿:2013年10月 9日

nakasato201310-4(1).jpg


“Feeling the nature power.”


この日、ふたつめのギャラリーです。
この珍しい名前はドイツ語で、

“KUNST(クゥンストゥ)” = 芸術  “ARZT(アーツトゥ)” = 医者

という意味だそうで、カプセル型の錠剤をロゴにしています。とてもおしゃれ!

「あなたのこころにおくすりを」

といったメッセージが込められているみたい。
三条神宮道の交差点の北東側にある京町家の2階にあります。
そのKUNST ARZT で開催されていた、

稲富春奈 個展 「存在のあと」

2013/09/24 ~ 2013/09/29

を見てきました。
ここでも、作家稲富春奈さんご本人が在廊されていたので、直接お話を聞くことができました。

「この窓ガラスも作品なんです」

そう言われて見た窓ガラスは、このギャラリーのもので、三条通に面していて、
その窓越しにはたくさんのクルマが行き交ってます。

(ん?…これが作品?)

こころのなかでは正直こう思いましたけど、

「このうっすらとした窓のよごれは、空気のドローイングだとわたしは思うんです」

という作家・稲富さんの言葉にハッとしました。

「空気のドローイング!」

これだけで、直観的に思えたんです、

『目に見えぬ大きな自然がアーティストなんだ』

と。

「ここを見てください、これはわたしがふき取ったんです、丸くなってるでしょ…
このようにわたしというヒトが介入し、ひとつの作品となる…ということなんです」

この言葉でボクの頭に喚起されたのは、この世の中は、ヒトと自然の相関関係でできあがっているものがあふれている、ということ。

「アートに対する、その切り口やよし!」

意外な、想像もつかない方向から現象を斬る、
そしてそれがアートになる。

そう気づかされたときのボクの脳の喜びようといったら、
こどもがはしゃいで走り回っているみたい!



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