Exhibitions展覧会
新incubation3「On a Knife Edge-二つの向こう岸」
若手作家とベテラン作家が出会い、今日的なアートの問題や新たな展開を探る「新incubation」展。3回目となる今回は「非日常世界」を二人の作家が表現。人の内面的な叫びや精神的な痛み、アイデンティティや記憶など人間が本質的に抱える問題を視覚的に捉え、率直に問いかけます。
若手作家とベテラン作家が出会い、今日的なアートの問題や新たな展開を探る「新incubation」展。
第三回目となる今回は、松井智恵とHyon Gyon(ひょん ぎょん)が誘う、微温的な日常性に対して突きつける「二つの非日常的世界」を展示します。
タイトルの「On a Knife Edge」は「先がどうなるか全く予断を許さない」という意味を持ちます。
この展覧会は3月11日の東日本大震災以前に企画され、タイトルも決定されていましたが、どこか特別な意味合いを含んで感じられます。
怒りや悲しみ、喜びといったいろいろな感情、あるいは、記憶から呼び覚まされる心を含む身体的な感覚は論理的に整理することは困難です。しかしそれらを顕わにすることにも苦痛が伴うことを承知しながら、私たちの多くは暮らしています。
松井とHyon Gyonがモチーフにする非日常的世界はそれぞれ異なります。しかし双方は人の内面的な叫びや人が抱える精神的な痛みを率直に作品として表現します。
私たちが持つアイデンティティや奥底に沈む記憶を暴きだし、作品を通して強く問いかけるのです。
この展覧会は、人間が本質的に抱え持つ合理的には理解することのできない問題を視覚的に捉えるとともに両作家の作品を通して、アイデンティティや記憶などの問題を考える契機となるでしょう。
そして、大震災という出来事をいかに受け止めるか、その問いにも呼応しているのではないでしょうか。
※アーティストトークなどの開催を6月4日(土)に予定しています。
その他出品作家によるアーティストトーク、多領域のアーティスト、研究者とのトークセッションなどを開催予定です。
第三回目となる今回は、松井智恵とHyon Gyon(ひょん ぎょん)が誘う、微温的な日常性に対して突きつける「二つの非日常的世界」を展示します。
タイトルの「On a Knife Edge」は「先がどうなるか全く予断を許さない」という意味を持ちます。
この展覧会は3月11日の東日本大震災以前に企画され、タイトルも決定されていましたが、どこか特別な意味合いを含んで感じられます。
怒りや悲しみ、喜びといったいろいろな感情、あるいは、記憶から呼び覚まされる心を含む身体的な感覚は論理的に整理することは困難です。しかしそれらを顕わにすることにも苦痛が伴うことを承知しながら、私たちの多くは暮らしています。
松井とHyon Gyonがモチーフにする非日常的世界はそれぞれ異なります。しかし双方は人の内面的な叫びや人が抱える精神的な痛みを率直に作品として表現します。
私たちが持つアイデンティティや奥底に沈む記憶を暴きだし、作品を通して強く問いかけるのです。
この展覧会は、人間が本質的に抱え持つ合理的には理解することのできない問題を視覚的に捉えるとともに両作家の作品を通して、アイデンティティや記憶などの問題を考える契機となるでしょう。
そして、大震災という出来事をいかに受け止めるか、その問いにも呼応しているのではないでしょうか。
※アーティストトークなどの開催を6月4日(土)に予定しています。
その他出品作家によるアーティストトーク、多領域のアーティスト、研究者とのトークセッションなどを開催予定です。
展覧会概要
期間 | 2011/05/31(火) 〜 2011/07/10(日) |
---|---|
会場・開催場所 |
京都芸術センター
|
時間 | 10:00-20:00 |
休館日 | ※会期中無休 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-213-1000075-213-1000
FAX:075-213-1004 |
ホームページ | http://www.kac.or.jp/ |
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