サスペンスドラマのシリーズ化は山村美紗という作家から始まった、といってもよいでしょう。
京都府警・狩矢警部、カメラマン・キャサリン、祇園舞妓・小菊、葬儀屋・石原明子、ニュースキャスター・沢木麻沙子、女検視官・江夏冬子など、山村美紗はテレビでもお馴染みの数多くの人気登場人物を作り出しました。
また、そのほとんどが京都の観光地や隠れた人気スポットなどが事件現場となっているのも特徴です。
今年2010年がその15回忌を迎えるにあたり、サスペンスをお茶の間に根付かせ、今もなお高視聴率を保ち続けるミステリー作家・山村美紗の功績をふり返り、京都をこよなく愛した山村美紗の生涯を、作家、プライベートの両面からご紹介します。
会場では、娘でもあり女優、本展プロデューサーの山村紅葉が映像出演にて各コーナーをご案内します。
作家コーナーでは、全出版物の紹介、直筆原稿や台本、取材ノートをはじめ、仕事部屋やリビングルームなどを実際に使用していた物で再現。また、西村京太郎氏からの展示品や丸秘エピソード映像もご覧いただけます。また他にも愛用のドレスや着物など、山村美紗の女性としての華やかな一面も紹介します。
そしてサスペンスドラマコーナーでは、船越英一郎氏によるコメント映像や、懐かしいドラマダイジェストシアターなどを上映します。
ミステリーに生き、また自由奔放に生きた一人の女性、山村美紗。その世界を一挙公開する初めての展覧会です。
★山村紅葉さん(女優)が美術館「えき」KYOTOに来館!
日時:4月28日(水)・29日(木・祝) 各日14:00~16:00
【山村美紗氏 プロフィール】
京都生まれ、京都府立大学卒。
中学校教師、テレビライターを経て『マラッカの海に消えた』で推理文壇に登場。その作品のほとんどはテレビドラマ化されて高視聴率を誇り、また、多くの著書は仏・露・中国語に翻訳され、世界中にファンを拡大。その斬新なトリック、華麗なる作風で「ミステリーの女王」の名をほしいままにした。1996年、惜しまれつつ急逝。


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