Exhibitions展覧会

Meet The Animals-ホームルーム

2011/04/10(日) 〜 2011/05/22(日)

京都芸術センター 

京都出身の彫刻家・三沢厚彦が京都で初めて開催する個展。小学校の雰囲気を湛える京都芸術センターの場所性を生かし、はじめてクラスメイトに会ったときのような感覚、過ごしてきたあの時を想起させながら、動物達との「出会い」をテーマに開催いたします。

「Meet The Animals-ホームルーム」は、京都出身の彫刻家・三沢厚彦(みさわあつひこ、1961-)が京都=「ホーム(故郷)」で初めて開催する個展です。
この展覧会では、小学校の雰囲気を湛える京都芸術センターの場所性を生かし、はじめてクラスメイトに会ったときのような感覚、過ごしてきたあの時を想起させながら、動物達との「出会い」をテーマに開催いたします。

三沢は、2000年からユーモラスで親しみのある動物の木彫り作品を発表し、近年ではあいちトリエンナーレなどで空間と作品の関係性を重視した独自のインスタレーションともいえる展開をみせています。

三沢の作り出す動物が持つ木の温かみや作品表面の質感、リアルな大きさは見る者に「生き物」としての印象を与えます。
勿論これらの視覚的要素も作品のひとつの側面ではありますが、それ以上に見る者に抱かせる親しみや愛らしさといった感情は、まるで誰かと出会ったときの瞬間を彷彿とさせ、単なる「見ること」を越えた「出会い」を体感させます。

ホワイトキューブの展示空間に同化するかのように私達を待つ白い動物たち。
有機的な館内にぽっかりと浮かぶ二つのギャラリーには、三沢作品の醍醐味ともいえる巨大な木彫作品を展示します。
また、それと対象的に軋む木の廊下、和室などの館内各所には、小さな動物達を展示。
教室の一画には三沢のアトリエを再現し、動物達の生まれる場所の様子を再現します。

「出会い」-それは瞬間でありながら、心の中に留まり増幅していく。巨大な動物の迫力、館内を歩くことによって演出される巡り合いは、心の中にそれぞれの感情を抱かせることでしょう。

このほか、京都芸術センターがビジュアルアートに限らず、多才なジャンルのアーティストの製作の場となっている特徴を生かし、京都芸術センターで活動するダンサーたちとのコラボレーションイベント「The Animals Meet Dance.」を開催します。
このコラボレーションを通して、彫刻と人間の共存を試み、「生き物」としての存在感を放つ動物達の間で、人はどのような影響を受け身体をみせるのか考える機会とします。

展覧会概要

期間 2011/04/10(日) 〜 2011/05/22(日)
会場・開催場所 京都芸術センター
時間 10:00~20:00
休館日 会期中無休
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-213-1000075-213-1000
FAX:075-213-1004
E-Mail info@kac.or.jp
ホームページ http://www.kac.or.jp/

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