透彫卍文輪花形公故床 朝鮮時代 19世紀
三方を海に囲まれ、山脈が縦断する朝鮮半島。
この土地柄で、人々はいかに深く「木」と関わって暮らしてきたのでしょうか。
今回の展覧会は、高麗美術館コレクションの木工品100選というトピックから、朝鮮の木工品の持つ様々な魅力に迫ります。
朝鮮の木工品は、木の持ち味を活かすこころが見られ、素朴で温かい作風です。また、デザインに無駄がなく、それぞれに個性があります。
食事の際に用いた小盤(ソバン)や、箪笥として使った半閉櫃(パンタヂ)、婚礼の道具である木雁(モッキロギ)・木彫仮面のほか、朝鮮時代の木彫仏像にも、その優品を見ることができます。
木雁 朝鮮時代 19世紀
さらに、貝のきらめきを利用した螺鈿漆器や、牛の角を貼り付けた華角工芸、また、「山神図(さんしんず)」「冊架図(さっかず)」などの民画、調味料を貯蔵した「甕器(オンギ)」なども併せて展示します。
また、書斎を彩った文房具や餅などに文様を施す菓子型などもご紹介します。
※小盤(ソバン):朝鮮のお膳。食事の際に活用した。虎足盤、狗足盤、海州盤、公故床など、様々な特色ある盤があります。展覧会ではその各種が勢ぞろいします。
※木雁(モッキロギ):雁を象った、木製の彫り物。雁は夫婦の契りを象徴するもので、婚礼の際に用いられた。
毎週木曜日は「木のもの展」の日!
期間中の毎週木曜日は「木のもの展」の日!
木曜日に美術館に来館の方にポストカードがプレゼントされる特典があります。