Exhibitions展覧会
春画展
昨年東京で話題となった日本初の「春画展」が京都に上陸!性的な事柄と笑い、そして卓越した浮世絵の技が融合した春画は、高い芸術性から特に欧米で高い評価を受けてきました。今回は喜多川歌麿・葛飾北斎など浮世絵の大家が手がけた春画の名作が130件勢ぞろい。この機会にその魅力をご堪能ください。
【作品画像】
(1)喜多川歌麿 「歌まくら」 浦上満氏蔵(前期展示)
(2)歌川国貞 「花鳥餘情 吾妻源氏」 国際日本文化研究センター蔵(後期展示)
「春画」とは、性的な事柄と笑いが同居した、芸術性の高い肉筆画や浮世絵版画の総称です。江戸時代には“笑い絵”とも呼ばれ、大名から庶民まで幅広い階層で親しまれました。欧米でも19世紀末のジャポニスム時代以降、芸術家を中心に高く評価され、近年では2013年-2014年に大英博物館で「春画 日本美術の性とたのしみ」展が開催され大きな話題となりました。
今回の展覧会は、東京の永青文庫で開催された日本初の本格的な「春画展」を、京都展用に内容を再構成して開催するものです。展示作品は、デンマークのコレクターをはじめ日本の美術館・研究所や個人が秘蔵する春画の名品約130点。鈴木春信や鳥居清長、喜多川歌麿、葛飾北斎といった浮世絵の大家による作品が勢ぞろいするほか、京都展限定作品も登場します。
さらに、京都の西川祐信や大坂の月岡雪鼎の作品を通して上方ならではの春画の魅力に迫るほか、狩野派や土佐派、住吉派と春画との関係についても探っていきます。
その内容故にこれまで一般に公開される機会がほとんどなかった春画。その中には浮世絵の最高技術を駆使した豪華な作品も見ることができます。この貴重な機会に、春画の持つ魅力をぜひ体験してみてください。
※この展覧会は18世未満の方は入場できません。受付にて年齢確認が行われる場合がございます。
※この展覧会は前後期制です。会期中、展示替がございます。
【前期】2月6日~3月6日/【後期】3月8日~4月10日
展覧会概要
期間 | 2016/02/06(土) 〜 2016/04/10(日) |
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会場・開催場所 |
細見美術館
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時間 | 10:00~18:00(3月18日以降の金・土曜日は20:00まで) ※入館は閉館60分前まで |
休館日 | 月曜日(ただし3月21日(月・休)は開館) |
料金 | 一般:1,500円(前売:1,300円) |
注意事項等 | ※今回の展覧会は団体・学生・シルバー・障害者割引の設定はございません。 ※18歳未満の方は入館できません。 ※入場時に受付にて年齢確認を行う場合があります。身分証など、年齢のわかるものをご提示ください。 |
お問い合わせ |
TEL:075-752-5555075-752-5555
FAX:075-752-5955 |
ホームページ | http://shunga.emuseum.or.jp/ |
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