Exhibitions展覧会
秋期特別展 宗入生誕350年 元禄を駆け抜けた雁金屋の従兄弟ども 「樂家五代宗入と尾形乾山」展
侘び茶に傾倒した樂家の五代・宗入と、その従兄弟で華やかなで装飾的な作品を生み出した尾形乾山。同じ元禄の時代を駆け抜けた対照的な作風の2人の焼物を対峙して展示する、陶芸展史上初の試みです。2人の作品を通し、元禄という時代の精神と、それぞれの表現・生き様を浮かび上がらせます。
樂家の五代・宗入(1664-1716)。彼は京都の呉服商「雁金屋」の尾形三右衛門の子として生まれ、2歳で樂家の四代・一入の養子となりました。宗入の父・三右衛門は尾形光琳・乾山兄弟の父・宗謙の弟で、宗入と光琳・乾山は従兄弟同士にあたります。
彼らが生きた元禄時代は、250年続く江戸時代でも特に華やかな文化が花開いた時期でした。
銹絵(さびえ)・色絵に彩られた装飾豊かな焼物で一世を風靡していった乾山。かたや、樂家初代・長次郎の茶碗に思いを寄せ、利休侘茶の世界へ踏み込んでいった宗入。
同時代に活躍しながら、あまりにも対照的な作風の展開に至った雁金屋の息子たちは、それぞれにアイデンティティー豊かな個性的な作品を残し、同じ時代を駆け抜けていきました。
この展覧会では、宗入と乾山、2人の作品の対峙を通して、その中に流れる元禄 という時代の精神、そこにしるしたそれぞれの表現の有り様と生き様を浮かび上がらせます。
これは数ある陶芸展史上においても初めての試みとなります。この機会にぜひご覧ください。
展覧会概要
期間 | 2014/09/12(金) 〜 2014/12/07(日) |
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会場・開催場所 |
樂美術館
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時間 | 10:00~16:30(入館は16;00まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館) |
料金 | 大人:1,000円 大学生:800円 高校生:400円 中学生以下無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-414-0304075-414-0304
FAX:075-414-0307 |
ホームページ | http://www.raku-yaki.or.jp |
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