Exhibitions展覧会
新選組と京の動乱 ~池田屋事件、禁門の変160年~
霊山歴史館の2024年度夏の企画展では、160年前に起きた幕末の重要な出来事「池田屋事件」「禁門の変」に注目します。
池田屋事件・禁門の変が起きる前年の文久3年(1863)、「八月十八日の政変」により京都を追われた長州藩や過激な攘夷派は、失地回復を目指し密かに地下活動を続けます。彼らの不穏な行動を察知した新選組は、京都の市中を探索した結果四条小橋西入ルの薪炭商・桝屋が怪しいとわかり、元治元年(1864)6月5日、武田観柳斎ら8人の新選組隊士が当主の桝屋喜右衛門を捕縛し壬生の屯所へ連行。桝屋の邸内からは甲冑や鉄砲数挺、反幕府派浪士からの手紙が見つかりました。その後、新選組副長・土方歳三が屯所で喜右衛門を拷問し取り調べたところ、喜右衛門は本名は古高俊太郎と自白し彼の証言から三条木屋町東入ルの池田屋に反幕府派の浪士たちが集まっていることがわかり、池田屋事件に発展します。
一方、池田屋事件の前日の6月4日、長州藩は失地回復を目指して率兵上洛することを決定しました。そして7月19日に長州勢と幕府側諸藩の連合軍が御所周辺で戦闘となったのが「禁門の変」です。その戦火は京都の街へと燃え広がり「どんどん焼け」と呼ばれる大火が発生、京都市中の3分の2が焼失することになりました。
本展では、「池田屋事件」と「禁門の変」の実像に、新選組・志士側それぞれの史料から迫ります。
また、新一万円札の肖像に選ばれた渋沢栄一に関するコーナーも新たに設置しています。併せてご覧ください。
展覧会概要
期間 | 2024/05/15(水) 〜 2024/09/08(日) |
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会場・開催場所 |
幕末維新ミュージアム 霊山歴史館
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時間 | 10:00~17:30(入館は17:00まで) |
休館日 | 月曜日、7/16(火) ※7/15(月・祝)、8/12(月・振替休日)は開館 |
料金 | 大人:900円(800円) 高校生・大学生:500円(400円) 小中学生:300円(200円) ※()内は20名以上の団体料金 ※友の会会員の方は無料(会員証をご提示ください) |
注意事項等 | 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は霊山歴史館のホームページをご確認ください。 |
お問い合わせ | TEL:075-531-3773075-531-3773 |
ホームページ | https://www.ryozen-museum.or.jp/ |
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