Exhibitions展覧会

2016年夏の特別展「新選組疾風伝」

2016/07/12(火) 〜 2016/09/11(日)

幕末維新ミュージアム 霊山歴史館 

霊山歴史館2016年夏の特別展では、幕末の京を駆け抜けた新選組に焦点を当て、その思いと行動を探ります。初公開となる新選組局長・近藤勇の所用刀2振りをはじめ、土方歳三の愛刀など関連の刀剣類を多数展示するほか、新選組とその周辺に関する貴重な史料の数々をご紹介します。ぜひご高覧ください。

霊山歴史館2016年夏の特別展では、幕末の京を駆け抜けた新選組に焦点を当て、その思いと行動を探ります。

注目の展示品は、初公開となる新選組局長・近藤勇の所用刀2振りです。最近は女性が火付け役となった刀剣ブームが巻き起こっており、新選組やその愛刀にも注目が集まっています。今回紹介する刀は「陸奥大掾三善長道」「阿州吉川六郎源祐芳」。長道は池田屋事件における活躍の褒賞として会津藩主で京都守護職の松平容保より近藤が賜ったものです。この刀は近藤が流山で捕縛された際に土佐の谷干城が戦利品として没収し、後に土佐藩主・山内家に献上した品といわれます。もう一振りの祐芳は斬首された近藤の首級が京都の三条河原に晒された際、下僕が首と共に会津へ持ち去ったと伝わる近藤の愛刀です。

このほかにも、初展示以来大きな反響を呼んでいる新選組副長・土方歳三の愛刀のひとつ「大和守源秀国」も引き続き展示します。戊辰戦争をはじめ数多の戦闘を潜り抜けてきた実用刀で、後に会津藩士秋月登之助が懇願して譲り受けたという経緯もあわせて刻まれています。今回の特別展にあたり、「幕府侍 土方義豊 戦刀(いくさがたな)」の裏銘が見えるかたちで特別展示を行います。

さらに、坂本龍馬暗殺の実行犯とされる京都見廻組・今井信郎の「(菊紋)山城守源一法」や新徴組隊士・瀬尾権三郎の大小、西南戦争で別府晋介が西郷隆盛を介錯した脇差など、幕末明治に活躍した人々に関連する刀剣類もあわせて展示します。

加えて、こちらも初公開となる新選組隊士・島田魁の葬儀関連資料など、新選組とその周辺の人々に関わる貴重な史料を多数展示します。この機会にご高覧ください。

展覧会概要

期間 2016/07/12(火) 〜 2016/09/11(日)
会場・開催場所 幕末維新ミュージアム 霊山歴史館
時間 10:00~17:30
※7月23日~8月31日は18:30まで
※入館は閉館30分前まで
休館日 月曜日(祝日の場合は開館・翌日休館)
※7月23日~8月31日の期間は無休
料金 大人:700円(600円)
高校生:400円(300円)
小中学生:300円(200円)
注意事項等 ※()内は20名以上の団体料金 ※友の会会員は無料
お問い合わせ TEL:075-531-3773075-531-3773
FAX:075-531-3774
E-Mail office@ryozen-museum.or.jp
ホームページ http://www.ryozen-museum.or.jp

関連アートイベント

該当するアートイベントはございません。

関連記事

該当する記事はございません。