Exhibitions展覧会

離宮八幡宮と中世の灯明油

2014/10/25(土) 〜 2014/11/30(日)

大山崎町歴史資料館 

大山崎にある離宮八幡宮は、石清水八幡宮の元社であると同時に、灯明用のえごま油の製造を始めた日本の製油発祥の地でもあり、大山崎の発展に大きく関わった神社です。今回はそんな離宮八幡宮の歴史と変遷、都市住民とのかかわりを資料を通じて紹介します。11月には講演会や現地見学会も開催。

離宮八幡宮は、石清水八幡宮の元社にあたり、平安時代の貞観元年(859)に創建された歴史ある神社です。
その名は、嵯峨天皇の離宮の跡に建てられたことに由来します。
2013年には、本殿をはじめ6件が、国の登録有形文化財に指定されました。

古くから大山崎の内外を問わず、多くの人から信仰を集めた離宮八幡宮は、神官が「長木」と呼ばれる油絞りの道具を発明しえごま油の製造が始まったことから、日本の製油発祥の地ともされています。
ここで作られたえごま油は、対岸の石清水八幡宮で灯明用の油として用いられたほか、他の寺社にも奉納され、全国的に広まりました。そして離宮八幡宮は朝廷や幕府の保護のもとでえごま油の専売を認められ、「大山崎油座」として、江戸時代まで大いに栄えることとなりました。

今回の企画展では、そんな離宮八幡宮の歴史と変遷、そして都市住民との関わりを資料を通じて考えます。
11月には講演会や現地見学会もあわせて開催されます。
ぜひご注目ください。

展覧会概要

期間 2014/10/25(土) 〜 2014/11/30(日)
会場・開催場所 大山崎町歴史資料館
時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
料金 一般:300円
小中学生無料
注意事項等 ※20名以上の団体は200円
お問い合わせ TEL:075-952-6288075-952-6288
FAX:075-952-6289
ホームページ http://oyamazaki.info/archives/4795

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