Exhibitions展覧会

重要文化財《蔦の細道図屏風》俵屋宗達筆 烏丸光広賛(上・左隻/下・右隻)六曲一双 紙本金地着色 江戸時代 17世紀 相国寺蔵(展示時期:Ⅱ期)
重要文化財《蔦の細道図屏風》俵屋宗達筆 烏丸光広賛(上・左隻/下・右隻)六曲一双 紙本金地着色 江戸時代 17世紀 相国寺蔵(展示時期:Ⅱ期)
重要文化財《佐竹本三十六歌仙絵 源公忠》一幅 紙本著色 鎌倉時代 13世紀 相国寺蔵(展示時期:Ⅰ期)
重要文化財《佐竹本三十六歌仙絵 源公忠》一幅 紙本著色 鎌倉時代 13世紀 相国寺蔵(展示時期:Ⅰ期)
重要文化財《源氏夕顔蒔絵手箱》 一合 室町時代 14世紀 相国寺蔵(展示時期:Ⅰ期)
重要文化財《源氏夕顔蒔絵手箱》 一合 室町時代 14世紀 相国寺蔵(展示時期:Ⅰ期)
《源氏物語図屏風》狩野常信筆(上・左隻/下・右隻)六曲一双 紙本金地著色 江戸時代 17世紀 相国寺蔵
《源氏物語図屏風》狩野常信筆(上・左隻/下・右隻)六曲一双 紙本金地著色 江戸時代 17世紀 相国寺蔵
《八条宮家初代智仁親王画像》 一幅 絹本著色 江戸時代 17世紀 慈照院蔵 ※初公開 
《八条宮家初代智仁親王画像》 一幅 絹本著色 江戸時代 17世紀 慈照院蔵 ※初公開 
《三十六歌仙画帖 岩佐又兵衛筆》 一冊 紙本着色 桃山時代 相国寺蔵
《三十六歌仙画帖 岩佐又兵衛筆》 一冊 紙本着色 桃山時代 相国寺蔵

王朝文化への憧れ ―雅の系譜

貴族文化の華やかなりし平安時代。その王朝のみやびへの憧れは、現代の我々のみならず、江戸時代の人々も強く抱いていました。今回の展覧会では、そんな江戸時代に描かれた平安時代の物語世界や王朝文化に関する作品をご紹介します。

人々が憧れた平安時代を舞台にした王朝文学の代表が、『伊勢物語』『源氏物語』です。物語の中で鮮やかに浮かび上がる在原業平の恋物語や光源氏の人生絵巻。そこでは多くの和歌が詠まれ、後世の歌詠みの規範ともなりました。

また、相国寺は和歌史に燦然とその名を残す藤原定家の墓所として、ゆかりの寺宝をを有しています。さらに桂離宮や古今伝授で有名な八条宮智仁親王の菩提所として、塔頭の慈照院には宮家ゆかりの寺宝が多く伝来しています。
また、中世から近世にかけて相国寺には、公家出身の僧侶も多く在籍していたことから、公家や宮中からさまざまな品物がもたらされていました。

今回の展覧会では、江戸時代に描かれた伊勢物語や源氏物語を題材とする屏風絵とともに、王朝文化を彩った歌人たちを題材にした作品、江戸時代の公家たちの和歌や絵画、相国寺に伝わる公家文化ゆかりの品々を紹介します。江戸時代、京で復興した王朝文化の世界をご堪能ください。


※この展覧会は2期制となります。展示替となる作品がございますのでご注意ください。
【Ⅰ期】2022/3/20(日)~5/15(日)
【Ⅱ期】2022/5/22(日)~7/18(月・祝)

展覧会概要

期間 2022/03/20(日) 〜 2022/07/18(月)
会場・開催場所 相国寺承天閣美術館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 展示替期間:5/16(月)~5/21(土)
料金 一般:800円(700円)
大学生・65歳以上の方:600円
中高生:300円
小学生:200円
※()内は20名以上の団体料金(一般の方のみ)
注意事項等
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、来場の際はマスクの持参・着用、検温、手指の消毒等にご協力をお願いいたします。
  • 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は相国寺承天閣美術館のホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-241-0423075-241-0423
ホームページ http://www.shokoku-ji.jp/

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