Exhibitions展覧会

小倉正志 展 「光芒都市」

2012/11/02(金) 〜 2012/11/14(水)

【閉廊】gallery near 

アクリルやマーカー、鉛筆を用い、色彩豊かにポップな印象を与える作品を描く小倉正志による個展。 今回の展覧会では、小倉自身が「光芒都市」をテーマにセレクトした旧作、近作を交え、過去10年間における小倉が見て来た「現代都市」が展示されます。

主にアクリルやマーカー、鉛筆を用い、色彩豊かにポップな印象を与える作品を描く小倉正志。
画家としての活動を始めてから16年もの間、一貫して「都市」をテーマに描き続けてきました。
近年開催された個展「メトロポリス・ファンタジー」(gallery neutron / 2010)では、表面的な華やかさ、楽しさ、それとは反対の空しさ、孤独といった都市の二面性を表現し、「タワー」(gallery neutron / 2011)では、都市の象徴とも言える「塔」を描いた「タワーシリーズ」で構成されています。
いずれの個展でもその画面に表現される「都市」の表情は、その時代の流れと共に変化を見せつつも、小倉が描こうとする「生命体としての都市」という根幹は微塵も揺らぐことなく、絶えず変化し続ける「現代の都市」を映してきました。

「都市を描くということは、現代を描くということだと思っている。」

そのように述べる小倉は「何を描くべきか」という作家としての根源を問い、「都市」を描き続ける事で、その核心に迫ろうとします。
人類のあらゆる欲望によって24時間絶えることなく変化し続ける「都市」は、ひとつの生命体として存在し、その生命体の姿をキャンバスに落とすことで、まさに現在の都市の表情が浮かび上がります。

今回の展覧会では、小倉自身が「光芒都市」をテーマにセレクトした旧作、近作を交え、過去10年間における小倉が見て来た「現代都市」が展示されます。
50号サイズの大作や新たに描かれる0号サイズの小作品まで、バラエティ豊かにセレクトされるほか、展覧会のタイトルをそのまま描き下ろした「光芒都市」も新作として登場します。

「光芒」とは一般的に「薄く、細く伸びる筋のような光」「雲間から差す光」を指します。
生命体としての都市が放つ「光芒」は常に我々を惑わし、翻弄し続けてきました。
その結果が、現在の都市の表情であり、新作として登場する「光芒都市」で、小倉が問い続けてきた「何を描くべきか」の今現在の答えを知ることができるのではないでしょうか。

展覧会概要

期間 2012/11/02(金) 〜 2012/11/14(水)
会場・開催場所 【閉廊】gallery near
時間 12:00~22:00(最終日は17:00まで)※11月8日(木)休廊
お問い合わせ TEL:075-708-8822075-708-8822
FAX:075-708-8822
E-Mail info@blow-works.com
ホームページ http;//blow-works.com/near.html

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