Exhibitions展覧会
ニューヨーカイ|木村康一展
オリジナルの妖怪を制作する作家、木村康一の初個展です。
木村は陶器やドローイングを用いて、大量の作品を日々生み出しています。それらは人間の手や足、目玉などの器官を複数組み合わせた造形が特徴であり、手のひらに乗るほどの大きさの陶土で作られた立体は、彼らがまるで古来より存在していたかのような佇まいをしています。
妖怪は、怪奇現象や怪異体験をもとに、それを絵や文章などで造形化することによって、伝えられてきた歴史があり、そこには妖怪の発生と伝承にまつわる物語が必ず付随しています。一方、木村のつくる妖怪には、それにどのような物語があるのかは明確にされていません。しかし、そのような文脈を持たない存在だからこそ、私たちはそこに自由な想像を掻き立てることができます。それは言い換えれば、私たちの想像から生まれる「新しい妖怪」のあり方とも考えることができるのではないでしょうか。
木村康一
1976年生まれ、京都市在住。社会福祉法人 修光学園所属。
小学生の頃に水木しげるの影響で妖怪に興味を持ち、模写から次第にオリジナルの妖怪を描くようになる。修光学園に通い初めてからは陶芸での制作も行うようになり、日々オリジナルの妖怪の作品を生み出している。
展覧会概要
期間 | 2020/08/04(火) 〜 2020/10/04(日) |
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会場・開催場所 |
art space co-jin
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時間 | 10:00~18:00 |
休館日 | 月曜日 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ |
TEL:050-1110-7655050-1110-7655
FAX:050-1110-7655 |
info2015cojin@gmail.com | |
ホームページ | http://co-jin.jp/ |
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