Exhibitions展覧会

新・用の美展 用をあらため、美にかえる (NEW) NORMAL ART |京都芸術大学「新・用の美プロジェクト」

京都芸術大学の「新・用の美プロジェクト」による、これからのわたしたちの暮らしが求める新しい美のかたち、“用”の機能の可能性を探る展覧会です。

「新・用の美プロジェクト」は、現代の「美」を探るプラットフォームとして学生とクリエイターチームと共に2021年5月に立ち上げたプロジェクトです。

産業革命という社会的パラダイムシフトを受けて、西洋で起きたウイリアム・モリスの「アーツ・アンド・クラフツ運動」、それを受けた柳宗悦による「民藝運動」が日本で起こり、「美」における新しい発見がなされたように、コロナ禍で変化し困窮する今だからこそ、これからのわたしたちの暮らしが求める新しい美のかたち、用の機能の可能性を探ることが重要である――この方針のもと、民藝のリサーチや、生活の中で「美」を感じる心理的な要件や文化性など考察から、京都の伝統工芸の工房、デジタルファブリケーションなど現代のテクノロジーを利用したものづくり、その融合の実践を行う場でのフィールドワークを行ってきました。

そのなかで得た、これまでの工芸における「用」をあらため、新たな「用」や「美」を生み出しながら、使い手のなかで成長するようなものもありうるのではないかという批判的視点から、展覧会では「空間」「時間」「機能」「見方」の4つの指向性を用いて新たな用の美、あるいは様式を生み出すことを試みます。

本展が「美」や「用」をめぐる新しいプラットフォームとなり、そこから未来シナリオを描くような提案となれば幸いです。

展覧会概要

期間 2021/11/10(水) 〜 2021/12/17(金)
会場・開催場所 【閉館】ワコールスタディホール京都
時間 10:00~20:00
休館日 土・日曜日、祝日
料金 無料
注意事項等
  • 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、来館の際はマスクの持参・着用、検温、手指の消毒等にご協力をお願いいたします。
  • 展示室内が混雑した場合は入場制限を行う場合がございます。
  • 来館時に発熱・咳などの風邪症状がおありの方、過去2週間以内に新型コロナウイルス感染症陽性者との濃厚接触が疑われる方、及び入国制限・観察機関が必要な国・地域への訪問歴や在住者との濃厚接触がおありの方は入館をご遠慮ください。
  • ワコールスタディホール京都では、来館の際、お名前・緊急連絡先・お住まいの地域等の提出をお願いしております。ワコールスタディホール京都のホームページ内にある来館者カードをダウンロードいただき、事前に必要事項を記入の上ご持参いただきますと入館の手続きがスムーズに行えます。
  • 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報はギャラリーのホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-556-0236075-556-0236
※9:30~17:00(土日祝日、年末年始を除く)
ホームページ https://www.wacoal.jp/studyhall/

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