Exhibitions展覧会
武蔵 篤彦 展「多層の残像」
武蔵篤彦さんによる独自の版画技法を駆使したミクストメディアの作品展です。
武蔵さんは2008年の企画展「第6回明日への軌跡展」以来、グループ展、個展などでギャラリー恵風とは長いお付き合いです。
これまで線と色を何層も重ねて版画と絵画を行き来するような作品を制作。その作品は不透明と透明さの中に気配や光が感じられ多様なイメージを喚起させます。
是非ご高覧ください。
私たちは日々膨大な量の画像を、テレビを通じて、インターネットを通じて、見ていることになる。
私たちを癒し楽しませる画像も幾ばくかあるものの、ニュースを含めてその画像の多くは、私たちを陰鬱な気分にさせる。そんな時代に絵画はどんな役割を担うべきなのだろうか。
記録としての絵画、社会的メッセージを訴える絵画、象徴や物語を描く絵画、現実から離れて純粋な美というものを追求する絵画。 絵画には、さまざまな役割が考えられるが、「何かを伝える器」であることには間違いがないと思う。
人々を不安にさせる情報や画像が飛び交う中、できることならば、風そよぐ木漏れ日の中にいるような「何かを伝える」ために 筆致をレイヤーのように画面に重ねながら描ければと願っている。(武蔵)
武蔵 篤彦
1979 サンフランシスコ・アート・インスティテュート⼤学院修了
京都精華⼤学芸術学部教授、⽇本版画協会会員
1990 インターグラフィックʼ 90( ドイツ)
1991 バラトバヴァン国際版画ビエンナーレ ( インド)
1995 京都市芸術新⼈賞受賞作家展ʼ 95(京都市四条ギャラリー)
1999 ぶどうの国の国際版画ビエンナーレ(⼭梨県⽴美術館)
スコットランド・アニュアル(アートクラブ賞、エディンバラʼ)
2000 京都版画2000(京都市美術館別館)
2004 現代版画の潮流展
(町⽥市⽴国際版画美術館、松本市⽴美術館)
2007 中華⺠国国際版画素描ビエンナーレ(台湾)
2008 「 京都からクラコフへ」版画展(ポーランド)
2008〜 CWAJ 現代版画展(東京アメリカンクラブ)
2009〜 ⽇本版画展(東京都⽴美術館)
2012 超京都(渉成園、京都)
2016 ⽇中現代版画交流展 – 2016 深圳展(中国版画博物館)
2018 P/CAS Paris Contemporary Art Show ( フランス)
展覧会概要
期間 | 2020/08/25(火) 〜 2020/08/30(日) |
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会場・開催場所 |
ギャラリー恵風
2階 展示室 |
時間 | 12:00~19:00(最終日は18:00まで) |
休館日 | 月曜日 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-771-1011075-771-1011
FAX:075-771-0358 |
g-keifu@hotmail.co.jp | |
ホームページ | http://g-keifu.com/ |
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