Exhibitions展覧会

光嶋裕介《幻想都市風景-Gold》
光嶋裕介《幻想都市風景-Gold》

光嶋裕介「幻想都市風景2025 KYOTO」

2025/05/20(火) 〜 2025/06/11(水)

京都 蔦屋書店 

建築家と作家というふたつの顔を持つアーティスト、光嶋裕介の個展です。一貫して制作し続けている「幻想都市風景」シリーズから、「PAT in Kyoto 京都版画トリエンナーレ2025」出展作品と、新作ドローイング作品を展示します。

「建築家にとって描くことは世界を知るための大切な要素」という光嶋裕介。製図用のペンで緻密に描き込まれたドローイングは、彼の内面が投影され、建築家として描くスケッチとは異なる空想的な世界が表現されています。この機会にぜひご高覧ください。


建築家は、まだ見ぬ世界を想像し、線を描いて、建築を創造していく。
リアルな建築は、無数の想像の上のたったひとつの現実としてつくられる。
そんなリアルな建築は、多くの場合、他者からの要請から「はじまり」
職人たちと対話を重ねてつくられる集団的創造物である。
他方で、ドローイングは、身体的で、孤独な営みである。
建築は、常に大地の上に建ち、その場所の複雑な文脈を背負っている。
より魅力ある人間のための建築をつくるには、想像力による跳躍が必要であり、
それは、幻想が持つ生命力と交わることである。
ひとりでペンを手に、ドローイングを描き続けるのは、そのためだ。
「幻想都市風景」という建築家の終わりなき探求の断片がここに刻まれている。(光嶋)

光嶋裕介

建築家・一級建築士・博士(建築学)。
1979年 アメリカ・ニュージャージー州生まれ。2004年 早稲田大学大学院修士課程建築学専攻修了(石山修武研究室)
ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツ(ドイツ・ベルリン)勤務を経て、2008年に独立し光嶋裕介建築設計事務所を開設。
2021年 早稲田大学大学院創造理工学研究科博士後期課程修了(古谷誠章研究室)。2021年より神戸大学特命准教授(~2024年)
主な建築作品に、《凱風館(神戸、2011)》、《森の生活(長野、2018)》、《桃沢野外活動センター(静岡、2020)》、《MIKKE(山口、2024)》など多数。2015年にAsian Kung-Fu Generationの《Wonder Future》全国ツアーのステージデザインとドローイングを担当。
主な著書に、『幻想都市風景』(羽鳥書店、2012)、『これからの建築』(ミシマ社、2016)、『増補 みんなの家。』(ちくま文庫、2020)、『ここちよさの建築』(NHK出版、2023)など多数。

展覧会概要

期間 2025/05/20(火) 〜 2025/06/11(水)
会場・開催場所 京都 蔦屋書店
5階 BOOKアートウォール
時間 10:00~20:00
休館日 会期中無休
料金 無料
注意事項等 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は京都蔦屋書店のホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-606-4525075-606-4525
E-Mail kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
ホームページ https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/46947-1219560424.html

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