Exhibitions展覧会
郷土文化をつたえる ~面~ 京都嵯峨芸術大学所蔵品より
「面」は日本のみならず世界中の諸民族の間でも、古くから様々な形が生まれました。日本の郷土玩具だけでも、能・狂言を基にしたものから行事から発生したもの(鬼面など)まで多種多様です。そこには生活に即した様々な思いが込められています。展覧会では大学のコレクションの核である「面」を通し、地域文化や伝統の大切さを考えて生きます。
京都嵯峨芸術大学の収蔵品の核となる約2,800点の「郷土玩具」。
今回はその中より「面」を取り上げます。
「面」は日本のみならず世界中の諸民族の間でも、古くから様々な形が生まれました。
日本の郷土玩具に限ってみても、能、狂言に用いられた面を子供用に転用したもの(鳥取の猩々面、壬生の狂言面など)、伝説やお伽噺の世界の登場人物(天狗面、桃太郎面など)、節分や宗教行事から発生した面(鬼面など)等多種多様です。
これらには子供の健やかな成長を願うもの、病気に対する不安を反映したもの、豊作を祈願したものものなど生活に即した思いがみてとれます。
人々の生活の中で簡単に手に入る材料で、誰でも求めやすいように作られた玩具面。
中でも紙が安易に求められる時代になると、その手軽さと彩色が出来る利点が喜ばれ、各地で「張子面」が作られるようになります。そこには「紙」という材料を使いながらもそれぞれの地域性が反映され、造形的な面白さが見て取れます。
「面」を通じて、地域の文化や伝統を知り、それぞれの文化や伝統を尊重し見守る意識をもつきっかけとなれば幸いです。
今回はその中より「面」を取り上げます。
「面」は日本のみならず世界中の諸民族の間でも、古くから様々な形が生まれました。
日本の郷土玩具に限ってみても、能、狂言に用いられた面を子供用に転用したもの(鳥取の猩々面、壬生の狂言面など)、伝説やお伽噺の世界の登場人物(天狗面、桃太郎面など)、節分や宗教行事から発生した面(鬼面など)等多種多様です。
これらには子供の健やかな成長を願うもの、病気に対する不安を反映したもの、豊作を祈願したものものなど生活に即した思いがみてとれます。
人々の生活の中で簡単に手に入る材料で、誰でも求めやすいように作られた玩具面。
中でも紙が安易に求められる時代になると、その手軽さと彩色が出来る利点が喜ばれ、各地で「張子面」が作られるようになります。そこには「紙」という材料を使いながらもそれぞれの地域性が反映され、造形的な面白さが見て取れます。
「面」を通じて、地域の文化や伝統を知り、それぞれの文化や伝統を尊重し見守る意識をもつきっかけとなれば幸いです。
展覧会概要
期間 | 2010/11/23(火) 〜 2011/01/22(土) |
---|---|
会場・開催場所 |
嵯峨美術大学・嵯峨美術短期大学附属博物館
|
時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 休館日:日曜日、年末年始(12/24~1/10) |
料金 | 入場無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-864-7898075-864-7898
(博物館・ギャラリー課) FAX:075-882-7770 |
ホームページ | http://www.kyoto-saga.ac.jp/event/museum/ |
関連アートイベント
該当するアートイベントはございません。
関連記事
該当する記事はございません。
探す