Exhibitions展覧会
令和6年度ミニ展示「京蒔絵の美―下出祐太郎の継承と挑戦―」
本展では、京蒔絵師で2015年より京都産業大学文化学部で教鞭を執ってきた下出祐太郎氏の作品をご紹介します。
漆で絵を描き、その上に金粉や銀粉など、金属粉を蒔きつけ加工し模様を浮き上がらせる蒔絵。中でも「京蒔絵」は、8世紀以降、都となったここ京都において、多くの職人たちの手で洗練され、繊細で優美な、日本を代表する伝統工芸となりました。
下出祐太郎氏は、1912(明治45)年に開業した下出蒔絵司所の三代目として優れた蒔絵作品を世に送りだす傍ら、2015年より京都産業大学文化学部に奉職し、漆や蒔絵に関する研究や教育活動も精力的に行ってきました。
今回展示する下出氏が手掛けた蒔絵作品を通して、今日に受け継がれる京蒔絵の美と技能の粋をご堪能下さい。
下出 祐太郎
京都市出身。1995(平成7) 年に下出蒔絵司所三代目を継承し、即位礼や大嘗祭の神祇調度蒔絵に携わるなど、神仏具蒔絵の新調・修復を行う。また、高台寺蒔絵の材料・技法の研究と復元制作、京都迎賓館の調度品の制作など様々な場で活躍している。2015(平成27)年より京都産業大学文化学部に奉職。2021(令和3)年卓越した技能者(現代の名工)受章。2023(令和5)年春の叙勲瑞宝単光章受章。令和5年度京都市芸術振興賞受賞。
展覧会概要
期間 | 2024/09/18(水) 〜 2024/10/10(木) |
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会場・開催場所 |
京都産業大学ギャラリー(大学博物館)
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時間 | 10:00~16:30(水曜日は13:00~16:30) ※10/5(土)はイベント開催のため、一般観覧は13:00まで ※各日入館は閉館30分前まで |
休館日 | 日曜、祝日 |
料金 | 無料 |
注意事項等 | 駐車場・駐輪場はございませんので、ご来館の際は公共交通機関をご利用ください。 |
お問い合わせ | TEL:075-277-0254075-277-0254 |
gallery-office@star.kyoto-su.ac.jp | |
ホームページ | https://www.kyoto-su.ac.jp/facilities/musubiwaza/gallery/ |
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