Exhibitions展覧会
京セラ美術館2013年秋季特別展 「京都オパールと漆・ふたつの出会いが生み出す 彩輝光」
京セラが開発した独自の装飾用素材「京都オパール」を応用した漆工芸作品による展覧会です。京都の漆工芸作家・大町憲治氏が新技法「彩輝光」を用いて制作した宝石箱や碗など、通常の蒔絵では表現しきれない多彩な輝きに彩られた作品が並びます。伝統工芸と先端技術の融合に、ぜひ触れてみてください。
京セラが開発した独自の装飾用素材「京都オパール」を蒔絵(まきえ)に応用し、表面にちりばめた漆工芸作品による展覧会です。
出展作品は、京都を中心に活動する漆工芸作家・大町憲治氏が手がけた宝石箱や碗など。磨き上げられた漆の艶とオパール独特の遊色効果によって 醸し出される輝きが、独特の華やかな世界を演出します。
大町氏は、漆工芸の長い伝統と新しい素材や技法を織り交ぜた数々の作品を制作しています。特に、新技法「彩輝光(さいきこう)」は、京都オパールを蒔絵に用いるために大町氏が2009年に考案した技法です。蒔絵の代表的な技法である「螺鈿」では表現しきれない多彩で華やかな輝きを、この技法で生み出してい ます。
これらは、京都に代々受け継がれてきた伝統的な工芸技術と、 京セラの技術力によって誕生した京都オパールが融合して 生まれた“新工芸”ともいえる作品です。
この展覧会を通じて、漆工芸の魅力を発信し京都の伝統産業の発展に寄与す るとともに、 京都オパールの美しさや装飾用素材としての可能性に触れていただきたいと考えています。
大町 憲治
1959年生まれ。京都市立日吉ヶ丘高校美術工芸コース漆芸科を卒業後、京都の漆工芸作家に師事。以降、京都を中心に制作活動を行い、1981年の日展、京展での入選を皮切りに、さまざまな展示会を通じて活躍。
展覧会概要
期間 | 2013/11/23(土) 〜 2013/12/08(日) |
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会場・開催場所 |
京セラギャラリー
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時間 | 10:00~17:00 ※イルミネーション点灯期間中は20:00まで開館 |
休館日 | 会期中無休 (通常休館の土日祝日も、展覧会会期中は開館いたします) |
料金 | 無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-604-3500075-604-3500
※大代表 FAX:075-604-3501 |
ホームページ | http://www.kyocera.co.jp/company/csr/facility/museum/ |
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