Exhibitions展覧会

きゃらあい《みちたりる》2024年
きゃらあい《みちたりる》2024年

きゃらあい 個展「生の記憶、平らな記録」

幼少期に読んでいた少女漫画から影響を受けた大きな瞳の少女と、パステルカラーを多用したファンシーな作風を特徴とするアーティスト、きゃらあいの個展です。

きゃらあいは、10代前半にイラストレーターとして活動を始め、SNSを通して若者を中心に多くの注目を集めてきました。現在は、日常的に繰り返し触れるSNS上で生じる幸せと苦しみや、それに伴う自身の不安定さを「ゆらぎ」として制作のテーマに据え、善悪・明暗などで分けることのできない複雑な現代社会や人間関係を描こうとしています。
かつてリアルを一所懸命に生きていた時に身近にあったファンシー雑貨などが、インターネットで浮遊しつづける自分の心を留めてくれるような気がするという理由から、絵自体が子どものおもちゃのようであることを大事に制作を続けています。

本展では、作家自身や身近な人が撮影した100枚の写真を元にした新作のドローイング作品とキャンバス作品を展示します。日々の「記憶」や「記録」に対する気づきを、絵を描くという行為を通して表現します。

きゃらあい

大阪府出身、京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)アートプロデュース学科卒業。
『ゆらぎの中にいる自覚』を主なテーマとしている。SNSで多様な価値観に触れられる時代、さまざまなものを吸収して、何が正しいのか、自分の意見や属性すらも分からなくなる浮遊感が自身の中に根強くあり、作品制作はそれを受け止める器にもなっている。幼い頃に親しんだ少女漫画のような大きな瞳や、ファンシー雑貨のような色彩など、独自のキャッチーさで鑑賞者を引き込み、描かれた人物と対話ができるような作品づくりを続けている。

近年の主な個展

2021「n秒後」LIGHT HOUSE GALLERY(東京)
2022「デジタルデトックス」contemporary Tokyo(東京)
   「視界の端でぴかっと光る」奈良 蔦屋書店 ※主催:和田画廊
   「ZERO SKILL」SHABI WORKSHOP(韓国)
2023「些細で未熟な日々」AMMON TOKYO & WADA GAROU
   「色はさめる、空気を包む」YOD TOKYO(東京)
他グループ展等多数。

展覧会概要

期間 2024/09/25(水) 〜 2024/10/14(月)
会場・開催場所 京都 蔦屋書店
時間 10:00~20:00(最終日は17:00まで)
料金 無料
注意事項等 状況により、やむを得ず予定が変更となる場合がございます。最新情報は京都蔦屋書店のホームページをご確認ください。
お問い合わせ TEL:075-606-4525075-606-4525
E-Mail kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
ホームページ https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/42434-1143360829.html

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