Exhibitions展覧会
2015年春季特別展「高麗茶碗」
「侘び茶」の精神を示すものとして茶人たちに愛された高麗茶碗。「井戸」「粉引」「三島」など、多彩な種類をもつこの茶碗を、調査研究を基に生産時期にあわせて分類。初期・中期・後期に整理し、その変遷をご紹介します。奥深い高麗茶碗の世界を、この機会にご高覧ください。
【作品画像】
(1)井戸茶碗 銘 坂本(展示期間:3月7日~4月19日)
(2)伊羅保片身替茶碗 銘 初雁(展示期間:4月20日~6月7日)
「高麗茶碗」とは、16世紀の初め頃から茶の湯で用いられた茶碗の一種で、当初は韓国の民窯で造られたものを利用していましたが、やがて特別な窯で、日本の茶の湯での使用を念頭に生産されるようになりました。更には、日本からの注文書に従って制作されたものもあります。
そんな高麗茶碗には、「井戸」「粉引」をはじめ、生産された時期や技法、形状によってさまざまな種類が存在します。
今回の展覧会では、これまでの調査研究を基に、高麗茶碗を生産時期によって分類し、初期(16世紀中ごろまで)・中期(16世紀後半~17世紀前半)・後期(17世紀中ごろ~後半)に整理して、高麗茶碗の変遷をご紹介します。
奥深い高麗茶碗の世界を、この機会にぜひご覧ください。
※この展覧会は前期・後期で全面的に陳列替が行われます。
【前期】2015年3月7日(土)~4月19日(日)
【後期】2015年4月21日(火)~6月7日(日)
展覧会概要
期間 | 2015/03/07(土) 〜 2015/06/07(日) |
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会場・開催場所 |
野村美術館
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時間 | 10:00~16:30(入館は16:00まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、5月4日(月)は開館) |
料金 | 大人:700円(500円) 高大生:300円 中小生:200円 70歳以上:500円 |
注意事項等 | ※()内は20名以上の団体料金 【呈茶席】 会期中、併設の茶室(椅子席)にて、上生菓子付お抹茶が召し上がれます(1客600円) |
お問い合わせ |
TEL:075-751-0374075-751-0374
FAX:075-751-0586 |
ホームページ | http://www.nomura-museum.or.jp/ |
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