Exhibitions展覧会
ハリス理化学館同志社ギャラリー第19回企画展・岸和田城企画展 「近代の夜明けとキリスト教―岸和田と同志社」
明治11年、同志社の創立者・新島襄が初めて岸和田を訪れて以来、岸和田と同支社は141年に関係を築いてきました。特に岸和田藩13代藩主であった岡部長職、そして彼の部下の山岡尹方は新島の理解者としてその活動の受け皿となりました。今回の展覧会では山岡家に伝わる資料などを通し、岸和田と同支社の関係に迫ります。
岸和田(大阪)と同志社の最初の接点は、1878年(明治11)7月20日、同志社の創立者新島襄が初めて岸和田を訪問した時にさかのぼります。以来、今日までおよそ141年間両者の関係は広範かつ重層的に広がってきました。
この関係の端緒を開いた人物が、かつて岸和田藩第13代藩主であった岡部長職。そして、岡部が岸和田での窓口として紹介した人物が元藩士の山岡尹方でした。
山岡は、岸和田藩や堺県の要職を務める一方、煉瓦製作所設立、第五十一国立銀行設立発起人として知られる人物です。また、彼は新しい時代を学ぶ場として「時習社」を結社しました。新島や同志社の受け皿になった組織がこの時習社です。岡部が新島に紹介した山岡は、岸和田と同志社の関係を構築する核となりました。
今回の展覧会では、キリスト教を手がかりとして、藩主が導いた岸和田と同志社の関係を山岡家所蔵資料などで振り返ります。
※この展覧会は時期を変えて2会場で開催いたします。(会期中展示替有り)
【同志社会場(本展)】2019年7月2日(火)~8月25日(日)
【岸和田会場(岸和田城天守閣2階展示室)】2019年9月6日(金)~2020年1月19日(日)
展覧会概要
期間 | 2019/07/02(火) 〜 2019/08/25(日) |
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会場・開催場所 |
ハリス理化学館 同志社ギャラリー
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日、8月10日(土)~16日(金) |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | TEL:075-251-2716075-251-2716 |
jt-reksi@mail.doshisha.ac.jp | |
ホームページ | http://harris.doshisha.ac.jp |
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