Exhibitions展覧会

伊藤若冲の名品展 ~【重要文化財】鹿苑寺(金閣寺)大書院旧障壁画五十面全面展示~

2013/06/08(土) 〜 2013/09/29(日)

相国寺承天閣美術館 

江戸時代に活躍し、個性的な画風で現在も人気を集める画家・伊藤若冲。彼は相国寺の当時の住持を師と仰ぐなど、相国寺と大変ゆかりのある人物です。この企画展では、若冲の傑作のひとつ・鹿苑寺(金閣寺)第書院旧障壁画・全50面の公開を中心に、相国寺と関連寺院が所蔵する名品の数々をご紹介します。

伊藤若冲(1716-1800)は、近世の京都画壇において特に個性的な画風をもって知られています。
若冲は京都・高倉錦(錦市場)の青物問屋の跡取りとして生を受けますが、人生半ばにして家業を弟に譲り、本格的に絵の道に進みます。その後、縁あって相国寺の第113世住持・梅荘顕常(大典禅師)との知遇を得、若冲は大典を生涯の師とし、親しい友人としても交友を深めました。
若冲は師から禅の教えや文芸の指導を受け、狩野派や琳派のほか、中国の宋や元の技法、さらには清王朝の画家・沈南蘋の画風も学び、独自の写生画を完成しました。

 

今回の展覧会では、若冲の傑作のひとつである鹿苑寺(金閣寺)大書院旧障壁画(重要文化財)の全50面展示公開するほか、伊藤若冲の名品の数々をご紹介します。

また、併催展として、若冲と同じく江戸時代に制作された絵画や工芸の名品を紹介する「江戸時代の絵画と工芸品」展も開催します。

展覧会概要

期間 2013/06/08(土) 〜 2013/09/29(日)
会場・開催場所 相国寺承天閣美術館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 会期中無休
料金 一般:800円(団体 700円)
大学生・65歳以上の方:600円
中高生:300円
小学生:200円
注意事項等 ※20名以上の団体は100円割引(一般のみ)
お問い合わせ TEL:075-241-0423075-241-0423
ホームページ http://www.shokoku-ji.jp/

関連アートイベント

該当するアートイベントはございません。

関連記事

該当する記事はございません。