Exhibitions展覧会

物語の隙間や、語られる事のないエンドロールのその後が無性に気になる。
「胡蝶の夢」において「栩栩然として胡蝶なり」のその後、我に返って目覚めた男はどんな気持ちで生きていくのか。
日々の暮らしの中で、「今」は夢なのか現なのか、永遠なのか一瞬なのか、入り混じって分からなくなるような時間が確かにある。
蝶の羽ばたきのように頼りなく、些細で、それでいて鮮明に心に焼き付く、そんなー瞬間を描きたい。（井関）

井関律葉

2017 京都市立芸術大学大学院 美術研究科日本画専攻 修了

主な受賞歴・展覧会

2015 京展2015：入選（京都市美術館）
2016 上野の森美術大賞展：入選（京都文化博物館）
　　　京都春季創画展：入選［同’18、’21、’22、’23]（京都市美術館、京都文化博物館）
2017 日本画三人展「傍らに立つ」（ギャラリー恵風／京都）
2018 日本画三人展「傍らに立つ 2018」（ギャラリー恵風／京都）
2021 個展「詩上の幸福論」（ギャラリー恵風／京都）
2022 京都日本画新展2022（美術館「えき」KYOTO／京都）
　　　日本画四人展「眼差しに咲く」（ギャラリー恵風／京都）
　　　個展「記憶の稜線」（ギャラリーよきかな／兵庫）
2023 第50回記念劇画展：入選（東京都美術館）