Exhibitions展覧会
2010年度 夏季企画展 「日本画家 畠中光享の眼 インド・仏教美術の流伝」
仏像がはじめて作られたのは一世紀のインド・ガンダーラやマトゥラーにおいてでした。その後仏教の発展とともに仏像の種類も豊富になり、各地域で独自の展開を見せています。この展覧会では日本画家でインド美術収集家の畠中光享先生による仏像コレクションを先生自らが精選して展示します。世界各地に花開いた仏教美術の魅力をご堪能下さい。
仏教では、釈尊(釈迦)が入滅(仏様が亡くなること)された後500年あまりの間、仏像がつくられることはありませんでした。
釈尊の遺骨を納めたストゥーパ(仏塔)にあらわされた仏伝(釈尊の一生の物語)のレリーフには、釈尊は聖樹や法輪、仏足石などで象徴的にあらわされており、人間の姿では描かれていません。
私達が今日目にするような人間の姿をした仏像がはじめて作られたのは、1世紀後半のガンダーラやマトゥラーにおいてでした。
やがて、仏教の発展とともに仏像の種類も豊富になり、水が高きから低きへ流れるように、アジア各地へと伝えられていきます。
その間、仏像の表現は、それぞれの地域によって独自の展開を見せて、特色ある美術を形づくりました。
この企画展では、大谷大学史学科出身で日本画家の畠中光享先生が多年に渡って収集された、インドを始めとする仏教美術の作品を展示します。
畠中先生は、京都造形芸術大学で後進の指導にあたり、仏伝やインドの風俗に取材した作品を数多く発表する傍らで、インド美術の収集家としても知られています。そのコレクションは、インドを中心に、ネパールやチベットから、東南アジアの国々、そして日本にまで及びます。
今回の展示は、その中から、畠中先生自らが芸術家としての目で精選した作品をご紹介します。世界各地に花開いた個性溢れる仏教美術の魅力を、存分にご堪能下さい。
釈尊の遺骨を納めたストゥーパ(仏塔)にあらわされた仏伝(釈尊の一生の物語)のレリーフには、釈尊は聖樹や法輪、仏足石などで象徴的にあらわされており、人間の姿では描かれていません。
私達が今日目にするような人間の姿をした仏像がはじめて作られたのは、1世紀後半のガンダーラやマトゥラーにおいてでした。
やがて、仏教の発展とともに仏像の種類も豊富になり、水が高きから低きへ流れるように、アジア各地へと伝えられていきます。
その間、仏像の表現は、それぞれの地域によって独自の展開を見せて、特色ある美術を形づくりました。
《アプサラス(飛天)》(中央インド、ポストグプタ時代/8世紀) |
《仏陀涅槃像》(北インド、パーラ朝/8世紀) |
畠中先生は、京都造形芸術大学で後進の指導にあたり、仏伝やインドの風俗に取材した作品を数多く発表する傍らで、インド美術の収集家としても知られています。そのコレクションは、インドを中心に、ネパールやチベットから、東南アジアの国々、そして日本にまで及びます。
今回の展示は、その中から、畠中先生自らが芸術家としての目で精選した作品をご紹介します。世界各地に花開いた個性溢れる仏教美術の魅力を、存分にご堪能下さい。
展覧会概要
期間 | 2010/06/08(火) 〜 2010/08/08(日) |
---|---|
会場・開催場所 |
大谷大学博物館
|
時間 | 10:00~17:00 |
休館日 | 休館日:日・月曜日 (ただし、8月8日(日)は開館) |
料金 | 一般・大学生:200円 小・中・高校生:100円 |
注意事項等 | ※大谷大学の在学生・同窓生、70歳以上の方、及び障がいをお持ちの方と介護者の方1名は無料となります。 |
お問い合わせ |
TEL:075-411-8483075-411-8483
FAX:075-411-8146 |
ホームページ | http://www.otani.ac.jp/kyo_kikan/museum/nab3mq000000reev.html |
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